2か月ほど前から、なぜかSotheby's のオークションサイトの広告が表示されるようになったわがPC。

 

 こちらのサイトを見はじめて、一番初めに心を奪われたのはSmall Wonders: Early Gems and Jewelsオークションでの目玉商品。

「(推定)シチリア島パレルモの13世紀のカメオ」 下矢印

https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2020/small-wonders-early-gems-and-jewels-2/southern-italian-probably-palermo-sicily-circa

 

 サイト上では「予想額:Estimate」というものが表示されまして、こちらのカメオの予想額は12万~18万ポンドだったのですが、実際には予想金額を大幅に上回りまして80万1500ポンド(約1億2千万円+税)にて落札され びっくり 「羨ましい」と思うような次元を軽ーく飛び越えました。どなたが、もしくはどういった機関がどんな用途のために落札したのか?の方に、妄想が働きます。

 

 

 日本の報道では巨匠の作品や天文学的な金額の作品のやり取りが注目されがちなオークションですが、比較的庶民に手が届きやすい現代ARTや写真のセクションもありまして、その中で一番心惹かれたのがこの作品。

 

「水中のモハメド・アリ」下矢印

https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2020/four-decades-in-celebration-of-aipad/ali-underwater

 

 うう、自宅に飾りたい、、。でも我が家にはサイズが大きすぎ。やはり美術館やホテル向きでしょう。ですがお値段の方は、報道で伝えられるようなそうそうたる落札額に比べると12.600アメリカドル。1億2千万円の後だと、何だか手が出そうな錯覚に襲われます。

 

 ここ数週間はMaster's Week(巨匠週間)という事でイタリアルネサンスの巨匠、ボッティチェリの「円形パネルを持つ青年」下矢印が頻繁にバナーに登場。

https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/master-paintings-sculpture-part-i/portrait-of-a-young-man-holding-a-roundel?locale=en

 

 さすがにこの作品は別格のようでサイト上に予想額の表示は無く、入札希望者は要相談のキラキラ Premium Lot キラキラだそうです。財力に恵まれたならば、ボッティチェリのこの青年を自宅で毎日眺めることが可能なのか、なんと豊かな日々だろう。と、妄想にふけっております。本当に財力に恵まれたならば、落札の後には美術館に寄付して多くの方々に鑑賞を楽しんでいただくのが最良の使い方でしょうが、所詮妄想 夢はスケール大きく持ちましょう。そして落札額が最終的にいくらになるのか、今から少し楽しみです。

 

 ⭐︎ 追記 ボッティチェリの作品の落札額公表されました、なんと9千218万4千アメリカドル、日本円換算だと約95億8700万円!!!更にここから課税される筈なので、最終的には100億を軽く超えるのと思われます。⭐︎

 

 ちなみに香港のSotheby's ではウイスキーのオークション。そのほか各都市で時計やハイブランドバッグやジュエリーのオークションも行っていますし、東京には Sotheby's JAPAN PC のオフィスがあります。財力の余裕がある方、、Amebaでは最近”エルパト”をされている方が多いようですが、、ご検討いかがでしょう?Buy Nowのセクションからハンドバックへと進むと、新品ではありませんが希少なエルメスバッグがオークションでないタイプの出品で有りますよ。