四月の風 ── “華”の咲いた波止場 (1) ── | あの日のシャボン玉

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今日は昨日になり、やがて「過去」になる。
現在(いま)という瞬間(とき)はもろく、毀れやすい........。

【筆者註:記事タイトルは、楽曲から拝借したもので、エレファントカシマシの歌う同名作品の歌詞・内容とは無関係だという点を明記します】


先月半ばの日曜日、午後から雨予報の午前に出かけました。
千葉駅を出ると、すでに微かに小雨が舞っています。その中を徒歩でポートタワー方面へ向かい、県立美術館の交差点で右折。
見えてきました。
建物接近①
目的の建物。

建物接近②
『K.S HARBOR(ケーズ・ハーバー)』と読みます。

駐車場を過ぎると、
建物接近③
鮮やかかつ、シックな色合い。

建物①
反対側に回って見た外観。
ここは複合商業施設で、煉瓦色と薄ベージュ色の部分で構成(枠に収まっていませんが、この右にも棟が連なってます)されています。
わたしが行った日の2日前に開業したばかりの、フレッシュさ。真っさら感に溢れ、気持ち良かったです。

で、肝心の訪問理由ですが。
施設の背後では、
テント
テント風に設営された場所がありました。

着いたのが、11時ジャスト。南国調の音楽が奏でられ、
フラダンス①
フラダンスが披露されています。
バックの幕に『千葉中央港地区 港びらき』とありますが。前日とこの日は、前々日(4/15)の新桟橋完成の記念式典と合わせ、オープン記念イベントが開催されました。森田県知事も招いた初日の記念セレモニーでは、テープカットを除き、この内部で行われたみたいです。

テント周りには、
ちはなちゃん
ちはなちゃんも姿を見せていました。
わたしは前日(4/16)に鎌取でも逢っています。逢える時はたて続け、って感じですね(笑)

微細な雨は止みませんが、注目の桟橋方面にも行ってみました。
桟橋方向①
何もなかった場所に、まったく新設の桟橋。

桟橋方向③


桟橋方向②
『シャイニービュー』という名称。
鎌取のイベントで、日向優里菜さんがパネル写真で説明していた船舶です。
この船なのか、わたしには把握できていませんが、伊豆大島への直行便がこの桟橋から出航します。毎日の運航ではありませんが、竹芝まで行って乗船していた従来の渡航ルートを、千葉県や茨城県方向から来る人々には時間的に短縮できるメリットがあります。
利用可能性の高そうな地域にお住まいの方は、運航日をチェックしてみてください。

テントの右側(東方向)へ足を少しのばすと、
桟橋方向④
桟橋までの橋梁の見え方はこんな感じ。

それらの橋を渡る前に、さらに右には、
桟橋方向⑤
海を眺められる、ゆったり感の芝生のスペースも。

桟橋方向⑥
橋を降りた地点からの見え方。
屋根のある部分には、乗船チケット所持者でないと進入できないと思えます。ちなみにこの日も大島への運航便が予定されていたのですが、気象・海の状態から、欠航。なので、撮影用にも、そのエリアには足を踏み入れられませんでした。

この施設の完成で、観光地『港町・千葉』に、また1つ“新たな風”が吹き込んだことになります。