「空から部品落下で軽自動車の天井凹む」事案に「空飛ぶ車」は大丈夫? | きままなひととき

きままなひととき

いらっしゃい!
きままなひとときをご覧ください。

昨日、空から愛知県安城市の道路を走行中の軽自動車に600gの部品が垂直落下し、天井が1mにわたり凹み一部亀裂が入り、衝撃でルームランプが落下した、との事案がありました。

幸い、乗っていた人に実質的なケガはなかったとのことでしたが、すぐに連想したのは、空飛ぶ車が空をブンブン飛び出したら、車の窓から空き缶のポイ捨てなど、マナーの悪い人がやりそうで、落下物の危険にさらされて安心して道路は走れなくなりそう、外出も危険になる、と思いました。

 

空き缶だけでなく、ペットボトル、食べ物の残りやたばこの吸い殻、ゴミなどを窓からポイ捨てする車やトラックが現在でも結構あり、幹線沿いの道路わきにはポイ捨てされたごみが結構目出っています。

その悪いマナーのまま空を飛べば、空からいろんなゴミがポイ捨てされてきて、下の道路を走る車だけでなく、歩行者、自転車、家屋などすべてが被害をこうむりますし、空き缶など硬い固形物が空から落下したら、その衝撃力はかなり強く、歩行者などに直撃すれば死人も出ます。たばこの吸い殻を野山などに空からポイ捨てされたら、山火事になってしまいますし、空気が乾燥していたら、住宅地でも火事になってしまいます。

 

それに、空で衝突事故を起こしたら、そのまま落下してきて、下の道路の車や人、民家などは大被害を受けてしまいますし巻き添えで死者も出るでしょうし、高圧電線に引っかかれば大規模停電も引き起こしてしまい、広範囲な地域に大きな悪影響を及ぼします。

 

ヘリコプターだって同じではないか、と思われるかと思いますが、あれは航路や離着陸できる場所が厳格に決められていますし、航空管制も受けていますので、気ままには飛べないです。専用免許も必要です。それに飛んでいる数も、今のままなら将来は空飛ぶ車のほうが断然多くなります。

 

技術の進展は否定しませんが、本当に「空飛ぶ車」って必要でしょうか。

社会へのデメリットも十分考えて実用化しないといけないと思います。

現実、マナーの悪い人もいる事も考えれば、「空飛ぶ暴走族」だって出現しかねないわけで、本当に必要なのかと疑問に感じました。夜中に住宅地の上を自由に空飛ぶ暴走族車が暴走飛行すれば、もうテロリスト同然で、安心して住めないです。

そんなことも可能になってしまう「技術の進歩」って必要でしょうか?

水上バイクの暴走事故で、本来走行してはいけないエリアに入ってきて泳いでいる人に衝突し、死亡していますしね、マナーの悪い人は必ずいます。水上バイク運転には船舶免許が必要ですが、それでもマナーの悪い人は毎年いますし、大迷惑をこうむっています。無免許の人も運転していて、事故を起こしています。

 

技術的にできること、と実用化すること、は違っています。

社会に良い貢献ができるかどうか、マナーの悪い人をどう抑止するか、等を含む法令を整備するか、どんな資格の免許にするか、どんな抑止装置・安全装置を開発するか、空飛ぶ車に窓をつけてはならない、などとセットでないと、拙速に実用化してはいけないように思います。

 

ではでは。

 

 

#空から落下物、#車の天井凹む、#安城市、#愛知県、#空飛ぶ車、#必要か?、#窓からポイ捨て落下物、#落下物危険、#空飛ぶ暴走族、#人命危険、#安心して住めなくなる、#技術の不要な進歩、#法整備、#ヘリコプター、#火事、#航空法令、#免許、#マナーの悪い人、#幹線道路沿いのポイ捨てゴミ、#たばこのポイ捨て