肉亭ふたご 本郷三丁目店。
上質なお肉を落ち着いた和を生かした「IKI」な空間で頂ける焼肉店です。
こちらのお店のIKIとは、粋だけではなく息・活き・意気など同じ音からなる、様々な意味が込められているのですって。
場所は東京メトロ丸の内線および都営大江戸線 本郷三丁目駅より徒歩3分。
本郷三丁目交差点より1本、東大側の路地を左折し直進すると入り口が見えてきます。
大通りから行く場合は見送り坂から東大赤門前交差点方面に進み1本目の角を右折。すぐのT字路を左折し1分ほどの場所になります。
この日は会食会。
「響花粋月」を頂きます。
ウイスキーは山崎と竹鶴の2種類。
先附 オクラとミノ和え物
湯むきしたミノと細かく切ったオクラのとろみ、ポン酢の風味が一体になってさわやか。
添えられた茗荷がアクセントになっています。
前菜 季節の彩り五種盛り合わせ
岩のり、豆もやし、春菊のナムル
切り干し大根とレンコン、山芋のキムチ
切り干し大根と山芋のキムチは好きなメニューですが、レンコンは初めて。
旨みのあるキムチです。
自分でも作ってみようかなぁ。
アミの塩からとかはなしのあっさりとした簡易版で。
レバテキ
秋田県産いぶりがっこを使ったポテトサラダ
牛すじのやわらか煮
レバテキはさっと表面があぶってあり、
牛すじはテールスープで1日煮込んだものだそうで、味が煮含められてとってもやわらか。
向附 うちももの玉蜀黍がけ
湯むきした牛のうちももは白いもを包んであります。
とうもろこし餡は出し汁と醤油を合わせることで、甘味のあるとうもろこしと牛のうちももが一体感をもって頂けます。
ここから日本酒に変更。
好きな品ぞろえだったのでどれにしようかと選んでいると、絶品飲み比べというのがあるじゃないですか。
醸し人九平次 純米大吟醸
獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分
久保田 萬寿
選び抜いた3種。
他の組み合わせもあるのか伺ったら、絶品飲み比べはこの組み合わせのみのようです。
名物 肉亭だしだれ焼き
A5ランクの赤身の薄切りをたれで和えたものをサッと両面焼きにし、別皿のだしに浸してから取り皿にとりわけてくれました。
たれのコクと出しのさっぱり感がお肉とよいハーモニーになっています。
寿司 厳選黒毛和牛五種盛り合わせ
サーロインの大トロ炙り握り ・ トロたく細巻き ・ 千枚漬け握り
照りも美しい大トロ炙り、牛の内ももと沢庵が入った細巻き、最後に千枚漬けで握りでさっぱりと。
小ぶりなので、食事の合間にぴったり。
旬菜 肉亭サラダ
サラダ菜を中心にかぼちゃ・紫芋・さつまいもの野菜チップスが散りばめられています。
オリジナルコーンドレッシングが他にない味を出しています。
なぜか写真がないので、メモったものを。メモしていて良かったわ。
にく函 厳選黒毛和牛五種盛り合わせ
タン元を使った厚タン、ミスジ、サーロイン、トモサンカク、上ハラミ、エビ、野菜。
出汁ダレ、ゆずポン酢、レモンダレは隠し味にパイナップルが入っています。
ちなみにつけだれにはキウイやリンゴも入っているのですって。
そしてワサビは鮫皮を使ったすりおろし器、あの「長次郎」にのっています。
凝っているなぁ。
お肉は部位毎に少しずつ種類が揃えてある上、エビや野菜も入っていて頂くのが楽しくなります。
黒毛和牛の炊き込み山椒飯
〆もの 牛しぐれ飯とじゃこ山椒・盛岡冷麺・紀州の梅雑炊の3点から〆ものを選ぶのですが、
こちらのコースは黒毛和牛の炊き込み山椒飯に変更も可能という事で全員一致でこちらに決定。
黒毛和牛とご飯の土鍋の組み合わせで頂いたり、山椒煮を混ぜて頂いたりと味を変えて楽しみます。
箸休め 茄子と湯葉の銀餡かけ
ヒスイ茄子に銀あんかけを加えた上品な一品。
こうの果樹園 はるかジュース
さっぱりとしてさわやかな後味。
甘味 水羊羹
夏に涼しげな水羊羹は季節の風物にもぴったり。
こちらの水羊羹はブランデーを最後に少しプラスをして風味を加えています。
リンゴ酢
お口直しと夏バテ予防ということで、頂くとお口の中がさっぱりします。
店内は個室になっており、
玄関から続く廊下は靴を脱いで歩くので、夏場でもし素足の時は靴下を持参するとよいかな。
門構えは料亭のような高級感があり、室内も和の雰囲気があふれています。
けれどかしこまりすぎずゆったりとお食事が楽しめました。
家族や親せきのハレのお祝いに、けれどかしこまりすぎずにお肉が頂きたいと言われたら連れてきたくなるお店でした。
肉亭ふたご 本郷三丁目店
東京都文京区 本郷5-24-7 プラウドタワー本郷東大前1階
営業時間：
ランチ： 11:30～14：00 ディナー： 17：00～23：00 ※ラストオーダー22：00;