よく躓く人生。 -711ページ目

カツゼツ。(完結編)

『アイアンモンキー』
…ずっと観たかった映画だった。
当時香港で出たDVDには日本語字幕が入っていて、日本では、そのディスクに日本仕様のジャケットをつけた物が発売されていた。
ところが、CD屋さんと輸入ソフト屋さんの店頭で一度ずつ見たっきり、姿を消してしまった。
どういう訳か、レンタルでも見つからない。
『アイアンモンキーグレート』は結構どこにでもあるのに。
見つけた時にGETしなきゃダメだね。
後でね、なんて言ってると二度目はなかったりする。
探している間に日本では廃盤になっていた(爆)という事で、中古屋さんを巡る一方で、中華ソフト屋さんに取り寄せを頼んだ。
香港で出た日本語字幕入りのソフトも初回プレスのみで再版してないという事で、難しいかもしれない、と教えてくれた。
(…何かこんなパターンばっかだな(^^;)
でも、一応受け付けてくれる、との事で、お願いした。
「邦題が『ワンス~以下略~』で、原題は『少年~以下略~』で"てつざる"の猿は"馬[馬留]"の方です。」
「え?」

え?って…?
おいらしどろもどろ…あああ、紙に書きゃよかったよ。

「あ、ああ、あと"てつ"は画数の多い方の字で…」

「……あ!"てつ"ですね!(笑)『地下鐵』の"鐵"ですね!(笑)」
「あ、そうです!それです!」
丁度当時、トニー・レオンの『地下鐵』という映画が公開を控えていて話題になっていたのだ。
…が…!!
おいらは気付いてしまった。
店員さんの妙なリアクションの理由…。
おいらの説明が悪かったんじゃないのだ。
悪かったのは、おいらの滑舌なのだ。
絶対けつざるって聞いたでしょ!?


けつざる…

けつざる…

もう、いいです『けつざる』で。
実は訓練したんですが、あまり直らなかったんです、カツゼツ。

そのお店は、かなり頑張ってくれた様でしたが、結局『けつざる』は入荷できませんでした。

後日、オークションに参加する様になって、何度も挑戦したものの、いつも高騰して惨敗(x_x;)
しかし、タイミングだね。
来る時はあっけない。
先日、発売されていた価格と大差ない値段で落札できた。
しかも、できればこっちが欲しかった香港盤ジャケット。

こうして『けつざる』様は、我が家へ癒しを運んで来てくれた。
今度は『偉大なるけつざる』も観たいと思う。

 

カツゼツ。(序章)

先日の夜、作業をしようと思ったが、体調が優れなかったので布団の中でDVDを鑑賞する。

『少年黄飛鴻之鐵馬[馬留]』
邦題を
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 アイアンモンキー』
という。字にすると長い。
何で原題を先にしたかっつーと、うちのソフトは現地盤だからだ。
1993年の作品。
みんな若い(笑)。
最近猫仔が香港電影に復帰(?)してきたせいか、よく一緒に香港物を観るのだが、気がつくと甄子丹、ドニー・イェン絡みが多かった。
そのせいか、まず、彼の顔を見て
「わっか~い!!」
…いや、今でも若いんだけどね。

そんなドニーの役は、実在のお医者さんにして、武術家の黄麒英。
妻に先立たれ、男手ひとつで一人息子、飛鴻を育てている。

バリバリの教育パパだ。
歩きながらも息子に処方箋の暗唱をさせている。

甘えを許さない厳しいパパだ。
父との別れにべそをかく飛鴻に
「泣くな!男は強くあれ!!」(主題歌ですね♪)
と背を向ける。

でも、実は向けた背中のこっち側でそっと自らの涙を拭っていたりする、不器用だけど子想いのパパだ。

そんな黄親子が旅先で、貧しい民を救う義賊「鉄猿」([馬留]の字がないので、以降日本語字幕の「鉄猿」)を捕らえんとする役人の罠にはめられてしまう。
于榮光演じる鉄猿様は、凄腕の武術家でありながら、これまた優れたお医者様だ。
苦界に落ちていた美しく強い妻がいる。彼女を救い出す回想シーンに、不覚にも涙が出た。
この映画は黄親子と鉄猿夫妻(&真面目なお役人)の心温まる物語だ。
勿論アクションも素晴らしい。
我らが「加山隊長」こと袁和平監督の高所バトルが美しい。
麒英様が必殺の「無影脚」を繰り出す前の足にうっとりだ★
そして、とにかく何もかもがカワイイ!!のだ。
何だか観ていると、具合が良くなる気がしてくる1本だ。
…あくまで気のせいだったが(^^;;
苦労してGETした甲斐があった。
いい作品だ。


…前置きが長くなった。
ホントはGETにまつわる出来事を書こうとしていたのに!!
よく言われてるんだよな。
「文章濃ゆくて長すぎ(-.-:)シ」
って…。


自覚してます、はい(-_-;)


 

TOKYO SATURDAY NIGHT

土曜の深夜、猫仔と『新世紀Mr.BOO』を観る。
元々我々は『Mr.BOO』が好きだったのだ。特に『アヒルの警備保障』(いい話だ)。
『新世紀~』は阿彪の大好きな、ラウ・チンワンが主演だ。
鎭宇も出ている。
他にも小春やこてんらく、女性陣もセシリアやTWINSなど華やかで、お正月映画らしい賑々しさが大変よろしい。
みんなバカバカしいネタを頑張っている。
気持ちが良い。

見終わってDVDを切り替えた時、TV画面に映ったのはサモハンだった。
阿彪「これ『ファーストミッション』じゃない?ジャッキーとサモハンが兄弟の…」
猫仔「え?知らない、これ…」
意外な事に、彼女はこの映画を観た覚えがないらしい。私よりはるかに沢山の80年代香港映画を観ているのに。
深夜枠はエンディングが切られる事が多いのに、エンディングが流れた。
ジャッキーが日本語で歌う『TOKYO SATURDAY NIGHT』。
「これ知ってる!!」
猫仔が突如口ずさみ始めた。
「ええええ~!?」
私は知らなかった。いや、覚えていなかっただけかもしれない。映画は観た事があるのだから。
この歌は猫仔が学生時代、クラスで話題になった事があるのだそうだ。
だからといって、いきなり歌えるか?(笑)
もう、相当に深い時間なので寝るつもりだったのだが、盛り上がって結局最後の最後まで観てしまった。

空が明るかった…。