カツゼツ。(完結編)
『アイアンモンキー』
…ずっと観たかった映画だった。
当時香港で出たDVDには日本語字幕が入っていて、日本では、そのディスクに日本仕様のジャケットをつけた物が発売されていた。
ところが、CD屋さんと輸入ソフト屋さんの店頭で一度ずつ見たっきり、姿を消してしまった。
どういう訳か、レンタルでも見つからない。
『アイアンモンキーグレート』は結構どこにでもあるのに。
見つけた時にGETしなきゃダメだね。
後でね、なんて言ってると二度目はなかったりする。
探している間に日本では廃盤になっていた(爆)という事で、中古屋さんを巡る一方で、中華ソフト屋さんに取り寄せを頼んだ。
香港で出た日本語字幕入りのソフトも初回プレスのみで再版してないという事で、難しいかもしれない、と教えてくれた。
(…何かこんなパターンばっかだな(^^;)
でも、一応受け付けてくれる、との事で、お願いした。
「邦題が『ワンス~以下略~』で、原題は『少年~以下略~』で"てつざる"の猿は"馬[馬留]"の方です。」
「え?」
え?って…?
おいらしどろもどろ…あああ、紙に書きゃよかったよ。
「あ、ああ、あと"てつ"は画数の多い方の字で…」
「……あ!"てつ"ですね!(笑)『地下鐵』の"鐵"ですね!(笑)」
「あ、そうです!それです!」
丁度当時、トニー・レオンの『地下鐵』という映画が公開を控えていて話題になっていたのだ。
…が…!!
おいらは気付いてしまった。
店員さんの妙なリアクションの理由…。
おいらの説明が悪かったんじゃないのだ。
悪かったのは、おいらの滑舌なのだ。
絶対けつざるって聞いたでしょ!?
けつざる…
けつざる…
もう、いいです『けつざる』で。
実は訓練したんですが、あまり直らなかったんです、カツゼツ。
そのお店は、かなり頑張ってくれた様でしたが、結局『けつざる』は入荷できませんでした。
後日、オークションに参加する様になって、何度も挑戦したものの、いつも高騰して惨敗(x_x;)
しかし、タイミングだね。
来る時はあっけない。
先日、発売されていた価格と大差ない値段で落札できた。
しかも、できればこっちが欲しかった香港盤ジャケット。

こうして『けつざる』様は、我が家へ癒しを運んで来てくれた。
今度は『偉大なるけつざる』も観たいと思う。