プリンセスD
ある日、猫仔が部屋に来て訊いた。「『プリンセスD』買った?」
「え?どれ?」
「どれって…?」
「…………?」
「…………?」
「……あっ!!『想飛』?」
「…あ、あっちじゃなくてね(笑)」
どうもワタクシ『プリンセスプリンセスD』と勘違いしたらしい。
「…ま、今の流れじゃ、そっちだと思うかもしれないけど(笑)」
と、猫仔。
「つーか、何?日本版出たの?」
「出たみたいだよ。」
「何か随分時間かかったよねえ…。もう、来ないのかと思ってたよ。」
『プリンセスD』は香港映画である。
猫仔の好きな(いや、オイラも好きですが)エディソンとダニエルが兄弟役。
そしてその年『無間道(インファナルの1)』で助演男優賞を取ったアンソニーが
「どうせなら『想飛』で取りたかったな。折角ダンスを頑張ったんだから。」
と、コメントしたくらいのアンソニーダンスが観られるらしい作品である。
当時、どっかがすぐ買うだろうと噂が出ていたので、現地盤で観ないで待っていたのだが、気付いたらこんなに時間が経ってしまっていた。
しかし猫仔は勘違いしていたらしい。
『プリンセスD』はどこにもなかった。
「ごめん、メモ見たら11/23って自分で書いてた。」
「じゃ、見にいく?」
と、本日二人で連れだっておでかけした。
…なかった…。
入荷してないのか売れてしまったのかはたまたまたしても間違いか。
「何か予約リスト自体にも載ってなくて、作品名で検索かけないと出ないんだよね~。で、検索かけると若いお兄ちゃんが沢山出てくる(笑)」
にゃるほど。
そんな話をしながら、帰ろうと駅に向かったオイラの目に、ある物が映った。
「見てっ!!あれ、エディソンみたいっ(笑)」
それは千葉国体マスコット『チーバくん』。
猫仔にもすぐ解ったらしい。
猫背だし、舌出てるし(笑)
思わず写真を撮った。
もう暗かったので不安だったが、意外にちゃんと撮れたよ。
『プリンセスD』そのものはちょっとおあずけ。
しかし映画館でチラシを見つけた『少林少女』にテンション激上がりの我々に落ち込んでいる余裕はない。
既に公開が楽しみで仕方ないのであった(笑)

