ヒート・ガイズ(ネタバレ?有)
あれ?
こうして画像を見直してみると、表ジャケットに邦題がない。
店頭に並ぶ時は背中出しが多いからだろうか。
個人的にはシンプルな現地盤のジャケの方が好きかな。
てなわけで、先日の恒例姉妹鑑賞会で観た
『ヒート・ガイズ~傷だらけの男たち』
主演がオイラの大好きなアーロン城々。
そして監督はダンテ・ラム。
ダンテ・ラム。
イメージは夢見がちなラブストーリー。
その一方で、何かちょいと間違っている(笑)ハードアクション。
この映画は警察物だし、後者に属するかと思った。
サブタイトルの
『傷だらけの男たち』
は、トニー&ちろりんの
『傷だらけの男たち』
にあやかってそうだし。
悲劇的なノワールものかも…
は、ないな。
主人公のもう一人は軽妙な芸達者、コミカルな役にセンスを発揮するイーソンだし。
…なんて、言いながら再生する。
刑事さん達の愉快な日常だった。
仲が良いんだか悪いんだかの、アーロン&イーソンのコンビに女性上司のユミコが乱入。
更にそこにザ・刑事、ダニー・リーも絡んで繰り広げられる大分間違った恋愛模様と強盗事件捜査。
笑った笑った(^▽^)
予告編に散りばめられている激しいアクションシーンも、そこに至るまでの道のりを知ると、何でやねん!!の大爆笑。
さすがダンテ・ラムの警官は大人げない(@重装警察)。
いや~、楽しいわ。
ハードボイルド刑事ものを期待していると激しく裏切られる。
しかし、我々の評価は
「嫌いじゃない。むしろ好き。」
だ。
猫仔的ポイントは、ダニー・リーの、下町べらんめえ吹き替え。
「何でこんな口調なの!?(笑)」
「…うーん…李sirだからねえ…(笑)」
どう説明すればいいんだ?
そしてもう一つ、大ヒットだったのが、ヤクザのボスに聞き込みに行くシーン。
ここは食事するボスの口のアップから入るのだが、そのカットが映った瞬間
「この口、○○さんじゃないっ!?」
猫仔が叫んだ。
○○さんとは、猫仔の仕事でお付き合いのある、とある会社の偉い人なのだが、許紹雄にそっくり。
故に猫仔は許紹雄を○○さんと呼ぶのだ。
果たしてカメラが引いていくと、そこにいたのは許紹雄。
「私、もう○○さんなら、どんなショットでも判るわ。」
猫仔、許紹雄のエキスパート宣言。
細かい所にツッコミ要素満点の、でも意外な所が(笑)きちんと作られていたりもする、娯楽編でございました。
あ、でもこれは言っとかなきゃね。
『傷だらけの男たち』
の看板に偽りはなくってよ(爆笑)
2秒弱だって。
因みに山手線一周は3分ちょいらしい。
すごいね、時速650km。
看板は先日、渋谷で撮ったものだけど、昨日午後、地元なら大丈夫だろうと、猫仔と観に行ったですよ『スピードレーサー』。
ガラすきでしたよ。
田舎だからか。
時間が半端だからか。
吹き替えだからか。
(個人的に上戸嬢の吹き替えが上手くて可愛くてツボだった♪)
でも、お陰で一時、咳が出てしまった時も、周りに迷惑かけないで済んだよ。
作品は楽しかったです。
シンプルで、牧歌的なストーリーがいい。
フルデジタルだが、テーマはアナログなのもいい。
普遍的なファミリーの姿が描かれている。
オイラも家族が大事な人間なので、とても共感する。
そしてその家族に感情移入するから、CGで描かれた、物理的には全く存在しない架空のレースシーンにエキサイトした。
観ていて拳握っちゃったもんね(笑)
そしてオイラが激しく感動したのは、色彩である。
60年代を連想させる、サイケデリックな色。
キャラの衣装も車も背景さえも、これでもか、という極彩色の洪水。
これが驚くほどすんなり受け入れられる。
埋もれる事もない。
ハレーションを起こす事もない。
各色が殺し合う事なく共存し、実に美しい夢の空間を作り上げている。
この配色計算は何なんだーっ!!!
色の計算にいつも悩まされているオイラはただただ圧倒されるばかり。
どうせCGでやるなら、CGでしかできない事をやったれ。
そんな色彩空間だよ。
135分という長さが全く気にならない、エンタメ性と愛にあふれた、文字通りスピーディーなファミリー映画でした。
『ラーメン』の看板は『ラーメソ』に見えたけどね(笑)
カタカナは難しい。

