2秒弱だって。 | よく躓く人生。

2秒弱だって。

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マッハ号だとセンター街を抜けるのに。

因みに山手線一周は3分ちょいらしい。

すごいね、時速650km。


看板は先日、渋谷で撮ったものだけど、昨日午後、地元なら大丈夫だろうと、猫仔と観に行ったですよ『スピードレーサー』。


ガラすきでしたよ。


田舎だからか。

時間が半端だからか。

吹き替えだからか。
(個人的に上戸嬢の吹き替えが上手くて可愛くてツボだった♪)


でも、お陰で一時、咳が出てしまった時も、周りに迷惑かけないで済んだよ。



作品は楽しかったです。


シンプルで、牧歌的なストーリーがいい。

フルデジタルだが、テーマはアナログなのもいい。

普遍的なファミリーの姿が描かれている。

オイラも家族が大事な人間なので、とても共感する。

そしてその家族に感情移入するから、CGで描かれた、物理的には全く存在しない架空のレースシーンにエキサイトした。

観ていて拳握っちゃったもんね(笑)


そしてオイラが激しく感動したのは、色彩である。


60年代を連想させる、サイケデリックな色。

キャラの衣装も車も背景さえも、これでもか、という極彩色の洪水。

これが驚くほどすんなり受け入れられる。

埋もれる事もない。
ハレーションを起こす事もない。

各色が殺し合う事なく共存し、実に美しい夢の空間を作り上げている。

この配色計算は何なんだーっ!!!

色の計算にいつも悩まされているオイラはただただ圧倒されるばかり。


どうせCGでやるなら、CGでしかできない事をやったれ。

そんな色彩空間だよ。


135分という長さが全く気にならない、エンタメ性と愛にあふれた、文字通りスピーディーなファミリー映画でした。


『ラーメン』の看板は『ラーメソ』に見えたけどね(笑)


カタカナは難しい。