なんにも ないのです
もう なんにも
わすれて
ひとりぽっちも
なんにもないことも
わすれて
たのしいいことも
かなしいことも
ぼんやりして
なんとなく
ぼんやりして
おわること
なんとなく
ぼんやり まっています
ぼく
うたよみで
おわりたい
いたみが
からだが きしんでる
いたみが
いつのまにか
いつものことに
かなしくないのに
いっっも
なぜ
かなしくないのに
なぜ
ないてるの
かなしくても
うれしくても
さみしくても
おわるのにね
だからね
いま
ないてるの
みんな みんな
ぼんやりするまえにね