ふしぎですね
たった 数年ですけれど
ふしぎですね
うまれて はじめてです
ほんとうの ほんとうの こころの なかのことを
かくしつづけていたことや いろいろなことを
すべて かきつづけたこと
ちっちゃなころ うちくだかれ きたない 手足で ふみにじられた
わたしのこころ
その こころ まもるため
だれからも わからぬように かくしつづけておりました
それでも
詩を 書きたくて
つかいふるされ よごれた ことばを もじを
もっともらしく
ならべたてる 技術 マジック まなびました
言葉も もっともらしい 言葉も まなびました
たくさんの たくさんの おほめのことばも いただきました
ほんとの ほんとの わたしのこころを まもるために かくしとおすために
しょうがなしで していたことが
いつのまにか いつのまにか
うそでぬりかためたような みにくい わたしになっておりました
じょうずに あわれっぽく きたならしい わたしに
ともだちも なくしました
じぶんで なくしてしまいました
りっぱなひとが ぜんぶなげだして なきながら
だきとめようとしてくれました
そのときは もう おそかったのです
とっても よごれていたのです
すべて なにもかもが
あれから ずうっと こころの おくの おくの ずうっと おくそこに
なんじゅうにも なんじゅうにも おおいをかけ 泥をかけ
うめておりました
あれから 売文家業や いろいろと つづけておりました
卑怯姑息な 手段方法も 表現方法も たくさん 身につけました
わたしのこころに よごれた どろが つみかさなって つみかさなって
わたしのなかの わたしは きえてしまったかのようでした
いろいろなことがあって ブログうけつぎました
さいしょのころは やっぱり まわりのことが きになり
あくせくしましたが
いつのまにか わたしのなかの わたしが
もがき ながら もがきながら
ふかくふかく つみかさなった どろを
すこしづつ すこしづつ
どろの きれつから
どろの すきまから
そんなとき たくさんの手が
わたしの うたを よんでいただける みなさまの
あったかな手が
わたしを ひっぱってくれていました
はげまされました
はじめてでした なんの見返りももとめず
手を さしだしていただけたこと
だから きっと がんばれました
ちかごろ やっと わたしは ほんとのわたしを
しっかりと だきしめられました
ながいこと とっても ながいこと かくしつづけていた わたしを
やっと あえました
もう はなしたくありません
もう なんにも いりません
わたしのうたを うたえるのなら わたしだけのうたを うたえるのなら
もがきながら もがきながら
はいあがってきました
どろまみれになりながら
ひかりを ほんとの ひかりを めざして
わたしの うたを わたしだけのうたを うたうために
病んでいるところ 切除してもらい
すこしでも ながく わたしのうたを のこしたい
そしたら
わたしの なかの わたしの おもうとおりに
わたしの うたを うたわせたい
もうにどと きたならしい どろを かぶせたくない
わたしが わたしを まもるしかないのだから
また このよに
かえってきました
また なかよししてくださいね
こんな わたしですが
ありがとうございます
クロ