これは 遠い昔の自分の事 振り返ってみました
望み 希望が 絶えてしまえば
脱出口も 何もかもが なくなれば
残ることは 命終わらせることだけ
苦痛からも 周囲のすべてから 無視されていることからも
楽になる
そのときには いろいろなことも 考える事も
何もかも 無くなっている
少し高い 峠で 霧にまかれたり
雪山で 吹雪にのみこまれたとき
上も 下も 右も 左も
真っ白
何も考えられない
何も見えない
同じとこ ぐるぐる歩き回り
疲れ 力つきる
足踏み外し 転落
絶望って 同じかも知れない
絶望 対処法 無いのかもしれない
確かなの 自分では どうしようもないこと
さらに 悪い事に
まわりと つながろうということも
なにかする気持ちもおきない
周りから 声かけても 遠くで誰かの声がするていど
こんな状態のこと 偉い先生方は 病名をつける
心理学とか なんとかで
そんなもの つけても 命救えるのかな
こんななるまえに 自分で 逃げ出すしかない
ボロボロになっても 泥んこになっても
谷底に滑り落ちても
誰も助けてくれないから
誰も助けることができないから
私は 足踏み外し ぼろぼろ ボコボコに
でも 生きています
全部 真っ白けになっても
ちょっとだけ 正気になるときが
最後の チャンス
その時 お腹いっぱいになるまで
食べる事 施設でも なんでもいって
食べる事
お腹いっぱいにして 体 暖かくして 眠る事
ちょっとだけ信じて 明日が必ずくると
暖かくして 眠る事