crow2410のブログ

 

 

 

 

 

こぎつね ぽっつり ひとりぼち

 

いっつのまにか ひとりぼち

 

きがつきゃあ だあれも いやしない

 

こぎつね ぽっつり なきました

 

 

さみしかないよ

 

とおいむかしに かあさん きえてしまったよ

 

だから

 

ずうっと さみしかないよ かなしかないよ

 

とおいむかしの かあさん あったか おもいだす

 

だから かなしかないよ さみしかないよ

 

 

きょうは はんぶん おつきさま

 

おつきさま しずく あふれてきちゃいそう

 

 

 

 

 

 

 

 

きのう ゆめのなかで

 

いまは もうない ぼくのいえを でた

 

がくせいかばんに いろんなもの つめこんで

 

ぼくは いえを でた

 

ばあちゃんは げんかんで

 

いつまでも みていた

 

だまって みていた

 

もうここには ぼくの いるばしょがない

 

ぼくは

 

やっかいもの だから めいわくもの だから

 

ぼくは いえをでた

 

とおくの むかしに

 

ぼくのいえ こわされた

 

だから ほんとに いえはない 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも いつも

 

わたしを みてる

 

どなたさま

 

とっても あいたかった

 

あの ひとか

 

あったかな

 

この ひとか

 

まっくろ くろの

 

かげぼうし

 

 

くうきのような なきこえは

 

わたしの りょうて すりぬけた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かけら

 

色ガラス かけら

 

てのなかに

 

まっか まっか まっかっか

 

 

かけら

 

色ガラス

 

めのたま むこう

 

みな まっか

 

あなた も わたし も

 

みな まっか

 

 

 

 

こぎつねと

 

こぎつねかあさんに

 

とっても あいたくなりました

 

もう わすれちゃったかな

 

おもいだしてくれるかな

 

 

 

 

 

 

 

かあさんの おふとん
あったかい

いっつも いっつも

かあさんに くっついて
かあさんに しがみついて
ねむります

ちいさい ちいさい
あのころに

しょいきれないほどの
かなしみも
うけきれないほどの
せめくさえ

かあさんに しがみつき
ねむります

かあさんの おふとん
あったかい

わたしの たった ひとつの
むじゃきな むじゃきな
あったかな
たいせつな たいせつな

たった ひとつの おもいで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まっしろな ひかりが
とじてゆく

どこまでも おおきな
しろい ひかり

てを のばせば
ひかりの なかに
とけてしまう

まっしろな ひかり

わたしを つれていって おくれ
あなたの みえぬ せかいに
のこさないでおくれ

ひとり ぽっちは
さみしいから

どうぞ

ひかりの なかに
ねむらせておくれ


 

 

 

 

いつのころ

 

わすれてしまうほど

 

とおくの とおくの

 

こわれちゃった

 

ちっちゃな おもい

 

でもね

 

ときどき

しっとり しっとり

にじみでてきて

 

とっても

かなしく

 

キリキリ

きりきざむ

 

ほんとに ほんとに

わすれられたなら

どれほど どれほど

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

こごえて こごえて

 

タバコ すってたら

 

はきだした けむりの なかに

かあさんが わらってた

 

かあさんは

タバコが だいすき

 

いっつも いっつも

りょうぎりを くわえ

 

せすじを しゃんと してました

 

だから わたしは

 

かあさんと いっしょに けむりの なか

 

いっつも いっつも

 

だからね

わたし たばこを やめられない

 

 

 

 

 

 

 

 

つきあかり

ふり くる

ゆめ

 

わすれた ゆめ

白い粒子 となって

紅の花 うずもれる

 

つきの ひかり

 

蒼く

ひとみ そめる