こわれてしまったよ ぼくの 時計
ずっつと むかしにね
だからね ぼくの 時間も こわれて とまったよ
あか あか おひさま
こおりの おつきさま
こわれたの
こわれてしまったよ ぼくの 時計
ずっつと むかしにね
だからね ぼくの 時間も こわれて とまったよ
あか あか おひさま
こおりの おつきさま
こわれたの
ぷくり ひとつ
あぶく ひとつ
きり きり ひきっつた おもい
つめこんで
ふくらまった ぷっくりと ひとつ
わたしの からだから はなれてく
あぶく ひとつ
まっくろな 吐息
まっかな 薔薇
いろんなこと つめこんで
ぷっくりと
おそらに ゆらゆら きえてゆく
もう みえなくなりました
あなたの おかおも みえなくなりました
さよなら
わたしの あぶく
さよなら
ほんの ちょこっとの
お花の
ちいさな つつみ
たいせつに
おっきな おひさま
もすぐ おやすみ
はやく かえりましょ
お花も 喉 かわきましょ
なにもかにも
みんな
とおいむかしの ことのよに
ゆっくり ゆっくり
なにもかにも
のみこんで
とけいの はりの ひとまわり
まっかな ひかり
まっくろな よる
わたしは まっぷたつ
あなたに
あげましょう
まっしろな 薔薇の花
どうぞ
しずしずと
うけとって
ふりかえること こわい
おもいだすこと こわい
楽しいこと
嬉しかったこと
かえってこない
とおくになっちゃった
だから
ふりかえりたくない
おもいだしたくない
でも
いっつも いっつも
せなかに ピッタリ
くっついている
でも
ぼくが いなくなっちゃつたら
どこ いっちゃうだろう
それでも
ぼくに くっついているのだろうか
まっしろな わたゆき きれぎれに
こぼれ おち
ほんのり 紅の
おやまの 艶やかに
まっしろ ふわふわ わたぼうし
ふんわり ふわり
ふりつもる
なきむし とりも
ふんわり ふわり
まっしろね
いつのまに
わたしも おんなじ まっしろに
それでは これでは
どなたが
わたしと わかりましょ
あなたも きっと
しらぬでしょ
春
遠いことのように
ふわふわの ゆめのよに
真っ赤な お花
おちてゆく
ひとひら ひとひら
わたし
いっつのまにか
カサカサになっちゃって
ちりじりに なるのかな
ほんのり ほんのり
ゆうら ゆうらり
ちっちゃな ちいさな
真っ赤な 小瓶
わたしと いっしょに
ふうら ふら ふら
あなたの お顔 きえました
あなたの 声も きえました
でもね
くうきみたいになっちゃった あなた
真っ赤な トゲ みたいになっちゃった あなた
突き刺さったまんま
どこかに あるのでしょうか
わすれ花
そしたら
そっと
わたしの てのなかに
みなさまへ
ごぶさたしておりました
ameba様の ようすが かわってゆくので
ちょっと さみしかったので
おやすみしておりました
また ときどき up させていただきます
よろしく おねがいいたします
くろ