幹「参っちゃった!」
裕司「えっ?」
幹「昨夜さ、綺麗な女優さんが夢に出てきてさあ~☆」
裕司「いいなそれ!夢でもいいなッ」
幹「んで、オレのコト好きだって言って…キスまでされちゃった!」
裕司「ええーッ!!」
幹「今までそんなに気にしたコトのない人だったし、全くノーマークだったんだケドね~」
裕司「その割にはお前、いい思いしすぎだろッ!」
幹「なんか、その人に対する好感度が上がったっつーか・・・☆素敵だったなあ~!」

裕司「そりゃそうだろう!!」

幹「そういう営業でもやってんのかなっ(笑)」
裕司「女優さんは大変だな!夢の中でもお仕事をするなんてッ!」
幹「人気を上げるために、全国の男のところを一軒一軒まわってんのかもね~☆」
裕司「お、俺のところへは、いつ来るんだ!?」
幹「裕司のところ?」
裕司「ああ!俺のところだッ!!」

幹「それは・・・・」

裕司「早目に言ってくれよ!歯を磨かなきゃいけないし、い、イロイロ準備があるからなッッ!」
幹「準備って(笑)」

裕司「いい服とか、い、イロイロ買っておくからッ!!」

幹「何を期待してんだよ(笑)」

裕司「イロイロだッッ!!」

幹「(笑)」

裕司「言ってくれ!俺のところへは、いつ来るんだッ?!!」

幹「うーん・・・」

裕司「ハッキリ言ってくれ!時間も出来るだけ詳しくなッッ!!」

幹「・・・裕司のトコロへは・・・」

裕司「俺のところへは?!」

幹「・・・行かないって言ってた」
裕司「えーッ!!」
幹「ムッツリスケベだから、事務所NGだったみたい」
裕司「ええーーーッ!!?」

幹「あと、本人も『さすがにイヤだわ』って言ってた」

裕司「ちょ!」

幹「事務所社長が『絶対に行くな』って!」

裕司「それはないだろー!!?」

幹「ウチの事務所の社長も、『やめとけ』って言ってた!」

裕司「なんでだよコノヤローーーーッ!!!」
幹「(笑!)」