幹「夏は、やっぱ暑いねっ」

裕司「自然に汗が出てきますね・・・」

幹「クールビズを、徹底してやらなきゃねっ」

裕司「そうですね」

幹「オレらもねっ!」

裕司「ん?」

幹「タンクトップで漫才やろう!!」

裕司「ワキ丸出しで?」

幹「うん!ボーボーでっ!」

裕司「(笑)。そっちが気になって、漫才に集中できないだろ?!」

幹「じゃあ、水着でやるかっ!」

裕司「タンクトップより酷いじゃないかッ!」

幹「じゃあ、どうしたらいいんだよっ?!」

裕司「Tシャツでやろう!」

幹「ダメだよっ!オレのTは、ヤバイからっ!!」

裕司「ヤバイってなんだ?!」

幹「ゆるい動物のキャラクターが、所狭しと描かれているっ!」

裕司「所狭しって、何匹くらい?」

幹「100匹っ!」

裕司「(苦笑)。どんなキャラクターなんだよ?」

幹「目がとろ~んとしてて、ハナミズ垂らしてる」

裕司「ハナミズ?!」

幹「うん」

裕司「それが100匹?!」

幹「うんっ」

裕司「見たくないッ!」

幹「(笑)」

裕司「そうじゃないヤツは、ないのか??」

幹「ないっ!!」

裕司「(笑)」

幹「1枚も、ないっ!!」

裕司「お前のセンス、どうなってんだ?(苦笑)」

幹「そんなんで漫才やったら、時間かかってしょうがないね!」

裕司「お客さんがそっちばっかり見るもんな」

幹「そう!キャラの説明からしなきゃいけなくなるっ、1匹1匹・・・」

裕司「(笑)」

幹「なぜこんなカオなのか、なぜ眠そうなのか、なぜハナミズを垂らしているのか、そしてなぜ100匹なのか・・・!」

裕司「(笑)。それぞれにドラマや理由があるのか」

幹「うん、いっちょまえにね」

裕司「(苦笑)。じゃあ、無地のシャツにするか」

幹「ダメだよー!」

裕司「どうして?」

幹「持ってないもんっ!」

裕司「買いに行けばいいだろッ!」

幹「だめっ!」

裕司「どうして?」

幹「だって買いにいったら・・・」

裕司「?」

幹「また、新しいゆるキャラTが欲しくなる・・・!!」

裕司「別のにしろよ!(苦笑)」

幹「家中、ゆるTだらけになるっっ!」

裕司「普段着のセンスがないと、クールビズは難しいな!」

幹「そおいうコトっ!」

裕司「・・・幹」

幹「ん?」

裕司「俺、お前にだけはコーディネイトを頼まないようにする・・・」

幹「そうだね~」

裕司「ああ、そうする・・・」

幹「もう遅いっ!!」

裕司「ええっ?!」

幹「いっぱい発注しちゃった!お前へのお中元に、ゆるキャラTをっっ!」

裕司「お中元にゆるキャラTだとッ?!」

幹「うんっ!100枚頼んでおいたよっ!」

裕司「なんてことをッ!!」

幹「お父さんとお母さんの分も、たっくさん注文しておいたからっっ!」

裕司「なんでだよ?!」

幹「だって大事な相方の、大事なご両親だからっっ!!」

裕司「それを着て、どうしろと?!!」

幹「一緒に漫才やろうよ、4人でっっ!!」

裕司「やるかッ!そしてやらせるかーーーーッッッ!!!!」

幹「(笑!!)」