幹「…胃が痛い…」
裕司「どうしたんだ?」
幹「昨日、食べ過ぎたぁ」
裕司「そういえば俺も、胃が痛い」
幹「なんで?」
裕司「昨日、ショックなコトがあって」
幹「そうなんだ?」
裕司「ああ…友人が俺に貸してくれた映画のDVD…面白いっていうから楽しみにしてたのに、勝手に見て返したヤツがいて…」
幹「そうなんだ」
裕司「ああ…そいつ同居人なんだけど、謝りもしないから、なんか腹立って…胃が痛い」
幹「ひどいね」
裕司「ああ…共通の友人だからって勝手に返すって、どんな神経だ」
幹「そういえばオレも、しつこいヤツがいてさあ」
裕司「ほう」
幹「そいつがトモダチから借りたDVD、もう見ただろうと思って代わりに返してやったのに…知ってるヤツだったからね?親切でやったんだよ?それなのにグチグチと文句言いはじめて感じ悪い!胃が痛いっ!」
裕司「俺の方が痛いと思うんだがな!」
幹「オレの方が痛いよ!」
裕司「なんであいつは謝ってくれないのかなあ!?」
幹「自分が正しいと思ってるからじゃないのかなあ!?」
裕司「胃がズキズキしてきたなあ!!!」
幹「なんであいつはしつこいのかなあ!!?」
裕司「相手が全面的に悪いと思っているからじゃないかあー!!!?」
幹「胃が痛えなあーっ!!!」
裕司「俺の方が痛いぞー!!!!」
幹「オレの方が痛えっつのー!!!!」
裕司「俺の方が!!!」
幹「オレの方が!!!」
裕司・幹「おれの方がーッ!!!!」
裕司「つか、謝れよッッッ!!!」
幹「(笑)!」
裕司「少しは反省してるのかなあ、そいつは!!?」
幹「どうなのかなあ!!?(笑)」
裕司「気にして食欲なくなったりしてんのか!!!?」
幹「もう忘れたの!!?」
裕司「何を!!?」
幹「胃が痛いって言ったじゃん、最初に!!…『食べ過ぎ』でって!!」
裕司「そうだったーッ!!!!」
幹「(笑)!」