18世紀のロシアの話。
革命の話。


いつの時代も、人は希望や理想を、求め続けるんだろうな。
一人の男、ゲルツェン(阿部寛)の人生を中心にして、
さまざまな人間関係が交錯し。
時代が流れていく。

モスクワ・ペテルブルグ・プレムーヒノ・パリ・ジュネーブ
フィレンツェ・ローマ・ロンドン・ベルリン。
政治・哲学・思想。亡命や追放が渦巻き、人生はさまざまな土地で展開される。

人を愛し、人を裏切り、仲間と衝突しあったり、志半ばで病に倒れたり。
そして、ひとすじの希望の光が見えても、絶望の淵に追い込まれようとも。
そんな中でも、力強く生き抜き、ひとつのことに情熱を傾ける姿は。
素晴らしいと思った。

そして、ゲルツェンはロシア語を忘れるな、と子どもたちに説く。
ロシア人であることを忘れるな。と。

劇中、ロシア語・フランス語・英語・ドイツ語・イタリア語が飛び交うが、
台詞は基本日本語だけれども(笑)
基本は日本語=ロシア語となっていると思う。
その中でも特に強調したいロシア語についてだけ、ロシア語が話される。

ヨーロッパへの傾倒強い私だけれども。
それを知ることで、日本の盲点が見えた気がする。

やっぱり、観に行ってよかった。

Westend、Hampsted、Primrose Hill、Finchley、Richmond。
懐かしい、ロンドンの地名に、思いを馳せる。


オフィシャルなレビューは

こちら

You must not seek to add
To what you have, what you once had;
You have no right to share
What you are with what you were.

No one can have it all,
That is forbidden.
You must learn to choose between.

One happy thing is every happy thing:
Two, is as if they had never been.




あまりに、前半忙しくしてたので、忘れてたけど。
9月は、ストラヴィンスキーの月だった。

今日は、ストラヴィンスキーの中でも、独特でもある。
「兵士の物語」を観に行く。
これは、バレエと舞台が一緒になった感じ。

そして、これは、英国ロイヤル・オペラ版です。
あ~、待ちに待った、イギリスだ~。

「兵士の物語」
主な登場人物は、4人のみ。
ストーリーテラー、兵士、悪魔、王女。
あらすじは
<1幕>
1人の兵士が、2週間の休暇をもらい、
母親と婚約者の待つ故郷を目指して歩いていた。
小川のほとりで、休みしようと、
彼は安物のヴァイオリンを取り出して弾き始める。
そこへ現れたのは、老人に化けた悪魔。
悪魔は兵士に、自分の持つ魔法の書と、
兵士のヴァイオリンを交換しないかと持ちかける。
その本を読んだ人間は、未来のことを知ることができるのだ。
兵士は
交換に応じ、大切なヴァイオリンを手放してしまう。さらに、悪魔は
「3日間だけ家に来て、ヴァイオリンの弾き方を教えてくれ」と
兵士に言う。
巧みな言葉に乗せられた兵士は、悪魔の家へと向かうのだった。

3日後、悪魔の家をでた兵士は、懐かしい故郷にたどり着く。
しかし、彼を見た母親は、幽霊でも出たかのように逃げ去ってしまう。
さらに、婚約者には既に夫と子どもがいた。
なんと、悪魔の家での3日間は、
人間の世界における、3年間だった。
絶望した兵士の前に、再び悪魔が現れる。
悪魔の囁きに促され、悪魔の書を使った兵士は大金持ちになる。
しかし、かつての自分を失ってしまった兵士の心はいっこうに満たされない。
そこへ、今度は老婆に化けた悪魔が訪れ、ヴァイオリンを差し出す。
兵士はヴァイオリンを買い取るが、
もはや、彼の手でそのヴァイオリンを鳴らすことは出来なくなっていた。
兵士はヴァイオリンを投げ捨て、悪魔の書もばらばらに破り捨ててしまう。

<2幕>
すべてを捨てた兵士は、当てもない旅をしてた。
とある国で、彼は、原因不明の病で眠ることも食べることも話すこともしない
王女の話を耳にする。
その病を治した者は、彼女と結婚できるのだという。

兵士は、王宮へとやってくるが、またしても悪魔と顔を合わす羽目に。
そこで、兵士はわざとカードで負け、悪魔の力で得た金をすべて返すことで、
遂に悪魔の支配から逃れる事ができる。
さらに悪魔を酒に酔わせて取り戻したヴァイオリンを弾き始めると、
王女の病は治るのだった。
王女と兵士はダンスを踊り、喜びの抱擁を交わす。
そして、悪魔は去っていく。
「せいぜい楽しめば良い。国境を越える事があれば、お前は再び俺の手に落ちる」
という呪いの言葉を残して。

今では国王となった兵士は、全てを手に入れ、
美しい妃と幸せな毎日を過ごしている。
しかし、妃に自分の過去を語るうち、彼は今の幸せだけでなく
故郷の村で母親と共に暮らした頃の幸せも取り戻したくなる。

「幸せはひとつで充分。ふたつを望めば、すべてがなくなってしまう。」
悪魔の呪いを知りつつも、望郷の念に駆られた兵士は
妃と2人で故郷の村へ向かって出発する。
そして、とうとう国境を越えたその時、またしても悪魔が兵士の前に現れた。


あらすじはこんななんで、結構異空間な感じだけど。
なんだろう、凄く不思議というか、不条理というか。
また、物凄く抽象的で。また悲劇で。
後味は、良くないのだけど。。。。

深い内容だった。

また異種格闘技のような、今まで観たことの無い舞台に。
不思議な感覚と、戸惑いと。
それでいて、完成された美しさというか。

ストラヴィンスキーの音は素晴らしかった。
なぜか切ないメロディーに、不気味さが乗り。
そして、不規則なリズム。

また観たいと思った。
絶対に、このキャストで。
アダム・クーパー、ウィル・ケンプ。
凄いわ~。
ウィル・ケンプは、絶対他のものでも観たいと思った。
アダム・クーパーは一度、ミュージカルで見てるし。
それでも、やっぱり凄いわ~!!!!



やっぱり、多くを望んでは、いけないってことか。
悪魔と取引するってことは、やっぱりそれなりの代償があるってこと。
その覚悟が出来ない限りは、ダメなんだという事。

8月30日。


去年も夏の終わりは、the Underneathだった。

今年も。


the Underneathのニューアルバムの中に、「Frontier」という曲がある。

この曲を、この日のライブでもやった。


ライブ中、この曲の前にTAKAさんは、MCで一言、言った。

大切とか、大事なとか、そんな言葉だったと思う。


それまでもライブでは、何度も聞いてるのに。

この日に聞いて以来、私の中では、一緒に映像が映る。


そんな曲は、過去にも何度かしか遭遇しないのに。

曲が持つイメージが絵になる。

この感覚は、なかなか起きないんだけど。


この曲を聞いて、浮かんだイメージは。

ロンドンのHyde Parkか?Green Parkかな。

公園の中の道を歩きながら、天高い青空を眺めてる。

そんな情景。



The song reminds me of London!