自分で悲劇のヒロインみたいになっていた。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

 

Mさんは40代後半。

ずっと踏み出せなかった不妊治療に、踏み出したところだ。

 

そして怖くて言えないでいたことを、だんなさんに勇気を持って話された。

 

夫婦で話し合いをしました。

 

 「ちょっと悩んでることがある。

 悩んでるというよりは、 自分の中のもやもやがどうしてもぬぐえない。 

先に言うけど、 これは誰のせいでもないんだけど、

わたしはすごいモヤモヤしてる」

 

とまず伝えたんです。

そしたら、夫がいったい何事が起こるんだ!?って感じになりました。

 

話をする数日前に大きな喧嘩をしたんです。

ちょっとしたことで主人に八つ当たりをしてしまって・・・。

 

夫婦のタイミングが取れないことを言えてないことが、ずっと自分の心の中にもあるせいだと自分で気づいてました。

 

「実は、 こうやって不妊治療をしてる中で、 タイミングっていうのがあるのね。 

でもそのときに、あなたがいないことがよくある。

それはあなたのせいでもないし、止めることもできないけど

わたしはせっかくのチャンスが消えてしまうのが、 どうしても気持ち的に処理ができなくて。 

 

あなたに言えなくて、 ちょっとしたことが気になって 八つ当たりをしてしまってたの。

こないだの喧嘩のときはごめんね。

違う理由を伝えたけど、本当の答えはここにあると思う。

そのことをきちんと伝えたかったの」

 

と、素直な気持ちを伝えたんです。

 

「じゃあ、どんな方法があるの?」

 

と彼が言うので 

 

「出張でいないんだったら、精子を凍結という方法もあるし、 一緒に病院に行って体外受精をする方法もあるよ」

 

と話したら。

 

「だったら、やろうよ! 言ってくれたらよかったのに!」

 

 

って言ってくれました。

 

すごく不妊治療のことを伝えるのに抵抗があったけど、話してみるとたいしたことないんだな。

たいしたことないってわけじゃないけど、 全然出したほうがいいんだな。 

と改めて思ったんです。

 

やっぱりふたりでやることなので。 

 

でも、 どうしても自分ががんばらなきゃいけない。

主人に負担をかけたくないっているのがあったんです。

 

でも、ふたりで話しをしているときに夫が

 

「オレも不安だからね。 いまからちゃんとパパできるか不安だから。 不安なのはお互い様だよ」 

 

そう言ったんです。

主人が歳上なので、任せとけっていう感じで来ると思ってたけど 

 

「オレも不安だよ」

 

と言われたのがびっくりした。

 わたしのことを心配してくれてるのはわかっても、

 

「なんとかなる。大丈夫でしょ」

 

と思ってるとばかり想像していたので。 

 

自分も不安だよ って言ってくれたのがすごくうれしかったです。

 

人工授精、体外受精も含めてチャレンジしてみようという話にもなりました。

 

 「そんなこと悩んでたの?

 なんだよー! 

一緒に頑張るって言ったじゃん!」

 

 って言われて。

ほれなおしました。 

 

お互いに気持がわかりあえたんだなぁって思います。

 

正直に伝えてみて感じたのは、

相手を思いやってるつもりで 自分のことを考えてただけだということです。

 

彼は〜と思っているだろう。

 

というわたしの勝手な思い込みとか、

相手に言ってないからイライラしてるだけなのに

 

言わずにいる自分がかわいそう。 

わたしってひとりでがんばってる。

そういうふうにガマンしている自分や、勝手に悲劇のヒロインみたいになって、

ひとりでがんばってるとか勝手に思っちゃってたんですね。

 

やっと、不妊治療のことをふたりで話し合えて、今回ダメでも、 お互いに一歩進めたねと確認できました。

 

 

Mさん、よかったねー^^

 

相手に言いたいのに言えないままでいると、勝手に自分の妄想が大きくなっちゃう。

 

がんばってるのは自分だけ。

 

みたいになって、悲劇のヒロインみたいになっちゃうのはよくあることで。

 

でも、勇気を持って相手に正直に気持ちを伝えてみると、いい意味で裏切られることって多いんだよね。

 

これは、治療を始める前でも、始めた後でも同じ。

 

「遠慮」といえば聞こえはいいけど、

実際にはなにも「おもんばかる」わけでもなくて、自分の気持ちで勝手に想像して、相手に八つ当たりしちゃったり、ね。

 

 

「本当の気持ち」を聞くのは怖かったり、

もしかして正直に聞いたら「自分が傷つく」のが怖かったり。

 

でもねー。

素直に聞くのって悪くない。

 

ふたりの気持ちを確認して。

一緒に進んでいけるのって、やっぱり大切だよね。

 

 

Mさんは病院へ行ったら、

「うちの最高齢は44歳です」

とか言われたりして、治療に取り掛かるのが遅かったんじゃないかって言われたけど。

 

そのひと、そのひとにとって、一番いい時が「いま」だから、昔のことを振り返って後悔したりしなくてもいい。

いろんなことがあって、

いろんなときがあって、

実際に動くことができたのが、「今」というだけだから。

 

確かにデータとか確率だけを見れば厳しいこともある。

でもね。

 

妊娠ということは、わからないことだらけだから。

どうなるかだなんて、決まってない。

 

いつまで治療をするかの線引も決めて、

こうして、夫婦での意思も足並みをそろえて治療に向かわれるのは、とても大切なことだと、ぼくは思う。

 

未来は、ひとそれぞれにひらけてる。

どういう形や答えになるとしても、

ひとつずつ積み重ねていかれることが、よい結果になりますように。

 

 

 

 

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