不妊の相談をしていて大切にしていることは、
「自分なりのベストを尽くす」
ということ。
一生懸命に病院の治療に通うこと。
毎月毎月、がんばっていた治療を休むこと。
相反するように見えていて、
どちらも「本気」。
そのひとのベストを尽くすことだったりする。
これはずっとでなくてもいい。
でも、自分なりのベストを尽くす時期ってとても大事。
よく４０代に入った方から、
「あきらめること」
についての相談を受ける。
なかなかあきらめることって難しい。
治療は生理がある限り、することができる。
どこで線を引いていいかわからない。
それはそうだと思う。
ただ、
たくさんのカウンセリングをしてて思うけど、上手に後悔するための行動って、あんまりいい結果にならないんだよね。
自分なりのベストを尽くすから、
結果的に授かるし、
うまくいかなかった時に、納得はできないかもしれないけど、後から振り返ったときに自分に○をつけてあげれる。
そんなふうに思ってる。
こんなブログ記事を読んだ
↓ ↓ ↓
『いますぐ行動を起こせば、結果にかかわらず、人生は必ず充実する。』
「人は、自分から積極的に行動を起こすと、幸福度が増す」という科学的な事実を踏まえての記事が書かれてるんだけど、その中に、こんな一文があった。
「主体性」というのは、「知る」ものではなく、「行動する」ことでしか得られないものだからだ。
「人に言われてそうする」とか「不安なのでそうする」という、強迫観念に基づくものでもない。
不妊の相談をしていて、変わられる方というのは、いままでと違う行動をされる事が多い。
不妊治療をずっと毎月のように続けて来た方がやめたり。
逆に、
自然妊娠にこだわっていたけど、不妊治療に踏み切ったり。
あるいは、
仕事をやめたり、
逆に、
仕事をはじめたり。
いままでと同じことを続けるのではなくて、違うアプローチを取ったからということもあるかもしれない。
結果が出ない。
ダメだ。
不妊治療って、
恐怖や自己否定感がついてまわることもよくある。
それで、追われるように今している行動を続けてしまう。
治療をしないと怖いから。
恐怖と不安で、やめれない。
変えれない。
それを、
本気で変えて取り組んでみる。
ところに意味があるのかなぁと思う。
ひとに言われたからとかではなく、
自分で決めて、
行動を取る。
つまり主体的に動いたから、
自分の人生がしあわせになる。
自分で決めて行動することで、
変わるひとが多いのは、
直接的に、そのひとの幸せ度があがるからというのもあるんだろう。
しあわせ度が上がると不安やストレスは下がるでしょう？
女性ホルモンのバランスって、
ストレスとか恐怖を感じると抑制されちゃうから、
妊娠という部分では、すごく意味がある。
だから、
迷ったら今までと違う方法を取ってみてほしい。
データや、エビデンスとかも大切だけど、
それだけではやっぱりないんだよね。
妊娠率○％です。
というのも大事かもしれないけど、
ひとりのひとが妊娠するかしないかって
５０％：５０％だと思ってる。
期待をあおるわけでもなくて、
いろんなひとを見てきて
本当に神さまの領域だと思ってるから。
だからね、
不安や恐怖、惰性で動くのではなくて、
本当に自分がどうしたいかを見つめて、
そして、
自分で決めて、行動してほしいと、
ぼくは思う。
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※コメントについて
すべて読ませていただいていますが、【個別の返信はできません】ので、ごめんなさい～！