イタリアでの結婚の話を聞いた。
ちょっと意外でびっくり!
結婚についての考え方が日本とは違います。
わたしもこっちで結婚する時にいろいろ知って驚いたことがたくさんありました。
結婚する時には義務で、市役所に夫婦で一緒に行かないといけません。
市役所婚と教会婚とあって、
教会の場合は片方が必ずキリスト教徒じゃないとダメ。
州によってはふたりともがキリスト教徒じゃないと式を挙げさせてもらえません。
日本の雰囲気だけ教会の挙式とは全く違います。
司祭さんの考えにもよるんですけど、
教会よっては数ヶ月前から何回かに渡って結婚生活についてのレッスンを受けてからじゃないと
結婚できません。
市役所での結婚は、市長や副市長さんとかが立ち会われます。
市役所でも、教会でも同じなんですが、
結婚当初から、
もしも離婚するときのために契約書をつくるんです。
結婚した後の財産分与の話は当然として、
もともと持っていたものを離婚の時に分けるのをどうするか。
借金などはどうするか、
共有財産はどうするか。
こういったことをきちんと決めておきます。
ダンナの借金はダンナの借金、妻の借金は妻の借金です。
夫が払えなくなっても、妻に請求が行くことがない。
夫婦でも財布は明確にしてあるし、
職員がそうアドバイスもしてくれます。
だから、もめにくいし、女性が弱い立場に立たされることもありません。
財産分与、夫が借金したらどうするか全部前もって婚前に決めておくので、
もめない
親権も片親だけにいくこともありません。
ただし、
養育費は払ってもらえなくてもめることはありますけどね。^^;
恋愛についてはフランスと同じで、
イタリアも、シングルマザーでもすぐにパートナーができるから、
それが理由で別れないとかありません。
事実婚も多いです。
夫婦別姓だし、
結婚したときのメリットも特になかったりするので。
ただ、
女性の方が結婚したいのに、
男性側が結婚しないとかはありますよ~。
男がわりとズルいんです。笑
結婚はまだカンタンなんですけど、
離婚するのが大変なので、結婚を嫌がるところもあるんです。
離婚するのに別居期間とかを含めて3年かかります。
そして、3年経ってようやく手続きをはじめることができるので、離婚するのに最低5年かかります。
しかも、離婚にはお金がかかります。
弁護士費用とか、いろいろ。
なので、結婚したまま別居でそれぞれパートナーがいるとかも多いです。
「結婚」という意味合いが、日本とは全然違う気がする。
ヨーロッパって
結婚は契約的な意味合いが強いのかなー。
でも、結婚する時に離婚したときのことを取り決めておく、婚前契約って良いと思う。
「好きだから」で結婚して、
大事なことをうやむやにして、
あとでいがみ合うよりいいよね。
日本で婚前契約の話をすると、それだけで
「愛を疑ってるのか!?」
って、喧嘩になりそうだけど・・・
愛に疑いがないのなら、ちゃんと作っても心配ないじゃん。
あは(≧▽≦)
そして、愛は醒めたときが一番怖い。
2016年、日本の婚姻件数62万件に対して、離婚件数21万件と。ほぼ3組に1組が離婚してる計算になるから。
愛がある時の決めごとはもめなくても、
別れ際の決めごとはもめる。
ちなみに日本だと公証役場で作成するみたい。
興味のあるひとは、グーグル先生に聞いてみて。
ランチをしながらのお話だったのだけど、
フィレンツェのごはん、すごく美味しかった〜♬^ ^
あと気になってた、マンモーニ(イタリア男のマザコン)について質問してみた。
去年ミラノで話を聞いた時に強烈に印象に残ってたマザコンの話。
↓ ↓ ↓
デート中にお母さんに電話したり、
「アモーレ!(愛しい子!)」
「テゾーロ!(わたしの宝物!)」
と、
何歳になってもお母さんが息子に愛を注ぎ続けるというのは、やっぱりそうなの?
イタリア男のマザコンは本当です。笑
母親が息子にべったりのところが多いです。
あと、
イタリアは家族仲良しというイメージが強いけど、
仲がいいから一緒にいると言うよりは、経済上の事情で一緒にいるというのもあります。
所得が日本と比べてやはり低い。
失業率もすごいです。
公式で10%超えてますけど、若年層に限ると40%近いんです。
だから現実問題として、お金がないから家族と一緒に住まざるを得ない。
事実上パラサイトということもよくあります。
家を買えないから、代々の家に一緒に住んだり、同居したり
おばあちゃんが亡くなったら、その家に孫が住んだり。
「i parenti sono i serpenti(パレンティオ ソノイ セルペンティ」
直訳すると、「親戚はへび」って言う言葉があるくらいで、
けっこう親族関係がめんどくさいんですよね。
うちは幸い楽なんですけど。^^
なるほど〜
やっぱりイタリア男はマザコンなのか。
でも、
「ダメな子、ダメな子」
って育てられるより、
ほめて育てられてると、自尊心が養われそう。
だから、幸せ度が高い気がする。
この経済的な事情もあったり、
国の子育てに対する支援の少なさもあってか、
同じラテン系の国なのに、
イタリアは婚姻率も、出生率もフランスに比べてすごく低いんだよね。
愛の形もだけど、お金もやっぱり大事っていうのがよくわかる。
そういう意味で、フランスってすごいなぁ。
そうそう。
昨年、ミラノのイケメン率に衝撃を受けて、思わず絶叫してしまった記事。
↓ ↓ ↓
『「恋愛最強!」だけじゃダメ、イケメンだらけのイタリア!!!』
去年はミラノの後にヴェネツィアに行き、
今年は、フィレンツェ、ローマなのだけど。
イタリア4都市をまわった、ぼくの感想は、
ミラノがぶっちぎりでイケメン率高い!
もとこさんいわく、これには理由があって、もともとイタリアが統一国家になったのって19世紀の話で、それまでは小国に分裂してた状態だったんだって。
それで、顔立ちとかがけっこう違うとのこと。
ミラノを中心とする北イタリアは、オーストリアの支配を受けてて、そのころに北方系の血が入ってきてるから、イケメン率が高いらしい。
しかも、ファッションの中心地でおしゃれだしね!
つづく
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※コメントについて
すべて読ませていただいていますが、【個別の返信はできません】ので、ごめんなさい~!