おりものが多いのは、胃腸に原因があるという話なんだけど、
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とにかく胃腸は大事。
もともと、腸から動物は進化してるくらいだから。
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腸が弱ってくると、さまざまな不調が出る。
漢方でいうと、エネルギーである「気」も作れなければ、「血」もつくれなくなる。
どちらにとってもとても深刻な状態。
特にいまぼくが大注目しているのは、腸が弱って引き起こされる
血流汚染。
冗談でなくて、本当に汚染される。
腸って血流の源にあたる。
ここから、体にとって必要な栄養素が吸収されて血が作られるし、水分も吸収されて血流に合流する。
でねー。
びっくりなんだけど、腸が弱いひとって、真剣に弱ってる。
目で見えないからわからないだけなんだけど、
腸に小さな穴があいてしまう
ことがわかってきた。
腸の表面の粘膜って、粘液で守られてる。
ただ、腸内の悪玉菌が優勢になると、この粘液がカスカスになる。
すると、腸の粘膜が直接さらされて、細胞と細胞のすき間に小さな穴があく。
実際に、
糖尿病（２型糖尿病ね）のひととかって、血液中から腸内細菌が検出されたりするんだよ。
血液中って菌とか入ってこないはずなのに！
血液中に細菌とか衝撃！！！(´・ω・｀)
これは、食生活が影響してる可能性が高いんだけど、糖質や脂質が過剰だったりすると、悪玉菌ばっかりになってしまうために引き起こされるらしい。
あと、腸のすきまから侵入するのが、未消化の食物。
これが血液中に入り込むと、食物アレルギー。
悪玉菌の毒素も侵入する。
この毒素は行動や性格にも影響をあたえることが分かってきてる。
いわゆる現代病である、アトピー、アレルギーやリウマチなどの自己免疫疾患というのは、この腸の穴が原因説が有力になりつつある。
ここ細菌、腸内細菌の実験結果や研究発表ってすごく増えてるんだけど、衝撃的なことだらけ。
漢方では、腸が体のおおもとだと考える。
胃腸を整えることで、全身のさまざまな病気を治すことができる。
逆に言うと、胃腸が悪いから、病気とか不調になっちゃうんだけどね。
腸の弱りで血流汚染が起きれば、血の海である子宮・卵巣系にも悪影響を及ぼすことは容易に想像できる。
ぼくは基本的に、おどすような記事って書かないようにしてるんだけど、腸の弱りは、真剣に考えてほしい。
というのも、こんなふうに怖いよ〜って書いたけど、
対策は意外とかんたんで日々の食事でできちゃう。
別に厳しい食事制限とかしたり、特殊な食材ばかり食べる必要もない。
とにかく大事なのは食事で、和食を中心にして、
食物繊維を中心とした野菜類をたくさん食べること。
発酵食品を種類を多く摂ること。
脂物や砂糖類、合成保存料や合成甘味料がよろしくない。
あとやっぱり、夕食断食もおすすめ。
断食してる間に、腸が修復されるから。
こうして書いてみると、あたりまえのことでしょう？
なんかね、
やっぱり思う。
昔ながらの食事って偉大。
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