土用の丑の日に、うなぎを薬膳的に考える。〜風水薬膳®食のソムリエール〜 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

今日は土用の丑の日!

ということで、昨日の京都マルニカフェさんでの風水薬膳®食のソムリエール講座では「うなぎ」がテーマ。

 

 

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昨日はゲストで美容家の福井美余さんも遊びに来てくれて、とっても盛り上がったよー!^ ^

 

 

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風水薬膳的うなぎ。

 

うなぎを薬膳的に見てみると。

 

【鰻(うなぎ)】
・科目:ウナギ科
・収穫時期:夏~秋
・性味/帰経:温(平)、甘/肝、脾、胃
・働き
①補肺益胃 めまい、疲れ、無力、咳、喘息
②強壮筋骨・活血通絡去風 足腰無力、痛み、筋肉麻痺、痙攣
③補血補腎強精

 

胃腸を元気にしてエネルギーを補い、血や精力を補ってくれる力がすごく高い。

だから、胃腸が弱って体力落ちやすいこの時期にはぴったりなんだよね。

 

 

暦の上では8月7日の立秋(年によって変わる)をもって秋がはじまる。

この立秋の前18日間を土用といって、胃腸が弱りやすい時期とされてるんだよね。

季節の変わり目のダメージを受けやすい。

そして、夏の暑さから夏バテしやすいのもあって、滋養のつくものを昔から食べましょうと言われてたのが土用の時期に、うなぎを食べるようになった、そもそものおこり。

 

これは薬膳的に考えてもとっても理にかなってるんだよ。

 

土用というのは、陰陽五行説に基づいた考え方で、

それと薬膳を一緒に考えるのって、本来の漢方・薬膳のあり方そのもの。

 

そして、土の五行というのは意志の力とも深く関わってるから、落ち込みやすかったり、自分に自信がないひとほど、土用のうなぎって食べるのがおすすめ。

 

心と体が深く結びついているように、食と心もすごく深いつながりがある。

美味しく食べて、心も体もしあわせになるのって大事じゃない?

うーん、まさに風水薬膳!

 

 

 

日本人は昔からうなぎ好き。

 

日本でうなぎの歴史として最も古いのは約5千年前のもので、縄文時代の貝塚からうなぎの骨が出土してる。

その他にも多くの貝塚からうなぎの骨が出土することから、このころから日本人はうなぎ好きだったみたい。

 

なんてたって万葉集にも大伴家持が歌った
 

「石麿に われもの申す夏痩に 良しといふ物ぞ むなぎ(鰻)取り食(め)せ」

 
という歌が載っているくらいだもん。

これは、

あだ名を石麿というひとがいて、人格者だったがひどくやせていて、いくら食べても飢えやつれてみえたので、家持が戯れにこのうたを作ってからかったと言われてる。



万葉集に収録されている歌の中でも、対人的な笑いの代表的なものとしてよく知られてるそうなんだけど、天平の昔からウナギが夏痩せに効く滋養強壮食品だということが知られていたのには、びっくりだよね。

 

 

いまみたいに蒲焼きにして食べるようになったのは、江戸時代。

土用の丑の日にうなぎをたべるというのは、幕末の科学者 平賀源内が作ったマーケティングというのは有名な話。

 

 

もともと、うなぎの美味しい時期としては冬眠前の秋なんだって。

ただ、いまではほとんどが養殖だから、一年を通してあまり味がかわらないみたいだけど。

秋に旬の天然うなぎとか食べてみたい〜!

 

 

 

 

風水薬膳®︎レシピ 鰻と夏野菜のちらし寿司

 

どーせ食べるなら、うな丼以外の食べ方も楽しみたい!

ということで、昨日の風水薬膳®食のソムリエール講座では、「鰻と夏野菜のちらし寿司」

を作って食べた。

 

 

鰻だけだと栄養的に野菜が足りないカンジがするけど、これだとバッチリ!

しかも彩りがめちゃくちゃ鮮やかで、目にもとっても美味しくいただける。

 

うなぎだけだともたれちゃって・・・

という方にもおすすめの食べ方。

 

 

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竹によそうと涼感もたっぷり!

 

 

 

 

 

「鰻と夏野菜のちらし寿司」

 

<材料>

・鰻・錦糸卵・大葉・炒り胡麻・おかひじき・茗荷・胡瓜・オクラ・トマト・パプリカ・ヤングコーン

各 適量

寿司酢 (米が二合の場合) ・酢 60ml ・砂糖 大さじ3 ・塩 小さじ 1/2 

 

<作り方>

1米は洗って少し硬めに炊き上げ、熱いうちに寿司酢と混ぜ合わす。 2寿司飯に炒り胡麻・紫蘇・茗荷を混ぜ合わす。 3仕上げに残りの材料を全体に散らす

 

<下準備>

鰻・・・・フライパンに油をひき皮目を焼く。 香ばしくなれば酒と付属の鰻だれを入れ軽く煮詰める。 

大葉・・・千切り
茗荷・・・千切りにして水にさらす 

胡瓜・・・細かくサイコロ状に切っておく 

オクラ・・さっと塩ゆでにし、冷水に落とす。 

トマト・・湯むきにしたトマトを輪切りにして種を取っておく 

パプリカ・細かくサイコロ状に切っておく 

 

(レシピ:マルニカフェ 塩津さちこさん)

 

 

ホント美味しかった!

いろんな旬の野菜をいっぱい入れるのがポイント。

基本的には、まぜるだけだからとってもカンタンなので、ぜひ挑戦してみてね〜!

 

 

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下ごしらえしておいて
 

 

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酢めしを用意して

 

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みんなで盛り付ける。

 

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パーティメニューにぴったりだし、家族でしても楽しいよね^ ^
 
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みんなでいただきまーす!
 
 
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今回は美余さんとのトークタイムもあった。^ ^

 

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やっぱり勉強や講座も楽しくないとね!

 

 

 

 

 

 

風水薬膳®に興味を持った方は、こちらも見てみてねー。

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参加された やましたよしえ さんのレポートもどうぞ^^

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