パートナー選びに失敗しないための性科学。 その2 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

前回のお話の続き。
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匂い、それはフェロモンか?


人間にフェロモンがあるかどうか、それはよくわかってない。
ただ、
Tシャツ実験でわかったように、汗の匂いの好き嫌いのタイプと、遺伝子的に相性のいいタイプが似ていた事実はある。

嗅覚というのは、動物の五感の中でも非常に古いと言われている。
他の「見る」「聞く」といった感覚が、視床などの中継地点があってから脳に伝わるのに対して、匂いの分子を感じる細胞(嗅細胞)から脳にダイレクトに情報が入る。

細菌のような単細胞生物が、周囲の物質の分子をとらえて情報を得ているのと同じ仕組みだから、生物がまわりの状況を知るための古い古い仕組み。

香りやにおいは、見ることや聴くことなどに比べて記憶を呼び起こす効果が強いと言われるのも、嗅覚が脳と直結しているのが大きな理由。

嗅覚を担当する嗅脳という部分は脳の中でも、旧皮質という部分に存在していて、食欲や性欲などの本能的な行動や情動に深く関係しているから、性的な部分との関係も深いんだろうね。
そう考えると、

匂いで本能的に相性がいい相手がわかる。

というのも納得。
人間の中に眠っている能力はすごいものである。


人間は目からの情報が8割以上と言われる。
資料によっては87%と9割近かったりする。

どんなにきれいごとを言ったって、
情報の多くを視覚で判断する以上、「見た目」に左右されるのって、仕方ないっちゃ、仕方ない。
そんななかで、


そばにいた時に感じる香りやにおいで、このひとといると

「好きだな」「心地いいな」

あるいは逆に、

「なんか嫌だな」「不快だな」

という直感的な情報は、体からの大切なメッセージだから無視しないほうがいいんだろうね。




ちょっと男女パターンを、動物からみてみよう。

その上で、
匂いが好き(≒遺伝子の相性がいい)だから、パートナーとして幸せな相手かどうかは、一致しない。


遺伝子側は、自分と違いの大きい相手は、子孫が生存競争を勝ち残る上で好ましい。
という判断をしているに過ぎないから。
もちろんそれは生命としては正しいのもしれない。

ただ、「ひと」として相性がいいのかは全く別の次元の話。


いろんな説があるから断定してるわけではないのは気をつけてほしいのだけど、
つがいを作る動物の行動パターンから見た時にオスというのは、大きくふたつのタイプに別れる。

特に鳥は、一夫一婦のカップルになって巣を作ったり、ひなを育てることが多い。

まぁ、このオスxメス、オスxオス、メスxメスの戦いが熾烈なわけ。

つがいを作るオシドリは、オシドリ夫婦なんて言葉ができるほど、夫婦仲睦まじいことの象徴とも言われてるけど。

その実態は、浮気と不倫の嵐なのである。。。。(ー▽ー;)


オスもメスもね。


そして、浮気しやすいタイプがよく見える。
浮気しないメリットと浮気するメリット。

あ、こどもを残すっていう意味だけでね。
浮気の倫理的な是非はさておき。


そして、これは同じパターンが人間にもあてはまるので次回くわしく見ていきたい。


つづく




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