体と心をひらくこと。〜しごとはじめに寄せて。〜 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。


今日が仕事はじめで、カウンセリングもスタートした。
一番最初だったYさんは、基礎体温の不安定さがあっても声が明るくて、なんだか安心。
二番手の66歳のTさんも、不眠症で睡眠導入剤が毎晩手放せなかったのが、2日に一度に減ってきて。

「自然に眠れた日の翌朝は、若い頃に戻ったみたい」

とうれしいことをおっしゃる。

ふふふ。
いいスタートである。

無理をするわけでもなく、
いい言葉が自然と口に出てくると、いい方向に進んでいくんだよね。
だから、
うれしい言葉や明るい言葉を聞くと安心する。

あ、
大丈夫だな。

って思えるから。

不満や不調をいつも口にして、
まわりを責めて、
愚痴をこぼしてばかりだと、
たぶん同じだけ自分自身のことを責めてる。
だから、いい流れに乗れない。

体調がよくなってくると、不満や不快の「不」がそれだけ減る。
体の状態がよくなるから、赤ちゃんを授かることや病気が治ることに近づいていくのもあるけれど、そのひと自身が自然と、いい流れに乗りやすくなるのもあるんだろうなー。


(あ、でもカウンセリングのときだけ、明るく前向きに振る舞っても全く意味ないよ。いいところは探しつつも、そこはちゃんと正直な自分を見せてね。^^)



ぼくのところに来られる方は、西洋医学の治療をひととおりやって、あるいはあちこち病院を転々として、鍼灸とかサプリとかもして、それでもダメで来られるひとが多い。
子宝相談だと、体外受精をしてダメで来られるひとが9割以上にもなる。
だから、

いままでやってダメな方法とは違うアプローチしてみたら?


って思う。

それは、西洋医学の治療を捨てなさいと言ってるのではなくて。
より自分自身をいい状態にして、治療をしたら?
という意味で。
いい状態に何が足りないかというと

ひとつは、
体が準備できてな
生理痛や生理不順、冷え症といった不調をやまのように抱えて不妊治療を受けるよりは、そういった不調がない状態で治療を受けたほうが成功率高そうじゃない?
単純に、自分の体が不妊治療を受け止めれてない。
血流を増やすのは、その不調を取るため。

だから、今までと同じ病院に通ってても、不調を改善したら、赤ちゃんを授かられたり、自然妊娠されたりということが多々あるんだと思う。

それともうひとつは、
心の準備ができてない。

さっきの話じゃないけど、不満や不調をいつも並べ立てて、まわりの愚痴を言って、責めて。
それと同じだけ自分自身を責めちゃってるんだよね。
そりゃ、うまくいかないから、責めたくなる気持ちはわかるよ。
でも、それじゃあ、あまりにも自分自身がかわいそうじゃない?

まわりに不満を感じて、いつも不平を言ったり思ったりしているということは、それと同じだけルールを設けて自分を責めてる。
その状態って、開いてない。


体調がよくなるでしょう?
痛みがとれたり、冷えが取れて体があたたまると、
体ってゆるんで開くんだよ。

心が穏やかになるでしょう?
やさしい気持ちで、まわりの状況を受け止めたり接することができる時って、
心もゆるんで開くんだよ。


体も心も開くから、いいことを受け止めれる。

赤ちゃんは、その開いた隙間からやってくる。
あなたのところに来たいのに、来たくて待ってるのに、
自分で扉を閉ざしてるんだよね。



まだか、まだか。
来ない、来ない。

と、自分で自分を苦しめちゃってる。


ゆるむってそういうことだと思う。
流れに乗るって、そういうことだと思う。
だからもうやめようよ、そういうの。


厳しい言い方になっちゃうけど、
まわりのことや、
自分のことを責めるのってつらそうに見えるけど、実は楽なんだよ。
悲劇のヒロインになれるけど、
自分の人生に責任を持ってないもん。
ぜーんぶひとのせい。


自分の人生に責任を持ったその先に、答えがあるんだなーって思う。
答えは、みんなそれぞれ違うけど、
そのひとなりの答えがある。


うちに漢方相談に来てもらっても、魔法の薬なんてない。
ぼくはただちょっと、そのひとの崩れた心と体のバランスを漢方を使ったり、カウンセリングでちょこっと整えているだけで。
開くのは、そのひと自身。


もちろん、それがすべてとは言わないよ。
西洋医学的な治療や手術も必要な場合だって、少なくないから。
でも、
自分で開けるところは、ひらいちゃったほうがいいじゃない?
血流を増やすのは、心と体をひらきやすくするためなんだよ。



でね、
一番大事なことは、

自分で、自分の扉を閉ざしてるから、
自分の力で開くことができる。


ということ。


だから誰でもできる。
それに
そんなひとたちをいっぱい見てきたから、あなたも大丈夫だと
ぼくは思うんだよね。


今年はぜひ、
体と心をひらいて、扉をひらく一年に。^^





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