「こどもを作れなかった我々は『良い捨て石になろう』」 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。



ふとフェイスブックを見ていたら、こんなニュースが目に止まった。
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『こどもを作れなかった我々は『良い捨て石になろう』」


NHKの「ニュース深読み」という番組の生放送中に司会をしていたアナウンサー、小野文惠さんの言葉だったみたい。

40代の不妊治療に対する助成金について寄せられた心ない声に対して

「私も40代なので、20歳くらいの時に高齢出産のニュースを見て『50歳くらいまでに産めばいいのかな』と思っているうちに手遅れになりました。でも、ちょっとでも希望があるならと希望をつなぐ人たちの気持ちは、痛いほど共感できますし、そこに手を差し伸べないのは、無念っていうか……」

さらに最後はふり絞るような声で、40代女性の気持ちをこう代弁しています。

「20代30代の、今、もうちょっと仕事頑張らないとっていう時期、産めるような社会でもなかったですよね? 『そんな状況じゃなかったんですけど!』っていう、その辛さをどこに振り向けたらいいのかな…」

「捨て石」という言葉の重さに賛否 そして番組の後半、ふたたび小野さんの強い思いが現れた場面がありました。「実はこの番組を作ったディレクターも私と同じ世代で、気が付いたらタイミングがとっくに過ぎてましたという人」の発言を、こう明かします。

「私たちは、捨て石だと思うんですよ。でも小野さん、いい捨て石になりましょうよ。この無念を良いエネルギーにして、世の中に貢献できること探しましょうよ」

さらにスタジオに向けて
「良い捨て石になるには、どうしたらいいと思われますか?」と問いかけました。




それに対して賛否両論あるようで、ネット上ではいろいろなコメントが寄せられているみたい・・・
ぼくは実際の番組を見ていないし、あくまでもニュース内の記事でしかわからないのだけど。
きっと小野さんの素直な言葉だったと思うんだよね。


こどもを作らないという選択をしたひともいれば
こどもを作れないという状況だったひと。
あるいは、
産みたかったけど、産めなかったというひと。
いろんな人がいる。


人生の中ではたくさんの悩みがあると思うのだけど、子どもを生むというのは、人間の生死と同じくらい根源的な部分に根ざす悩みだと思う。

だって、
命をつないでいくということは、
生命としてとても本質的なこと。

40億年前に生命が誕生してからこれまで、連綿と続いてきた命の流れの中にぼくらは生きているのだもの。
だから、それができない時は、理屈では説明できない感情が出てくる。


小野アナウンサーの『良い捨て石』という言葉や涙には、いろんな意味が込められていたのだと思うのだけど、

『捨て石』って意味が無いということではないんだよね。


引用した記事中にも紹介されているけれど、

「さしあたり無駄のように見えるが、いつか役に立つと考えられる物事・行為」

とある。



とても自然な言葉だったんじゃないのかな。

だからこそ、より世の中に対して貢献したい。
それはとても自然な言葉だったんじゃないのかな。


ぼくは、小野さんに対しても、番組のディレクターさんに対しても、とても共感できる。
そんな思いで番組が作られているということが、とてもすてきなことだと感じる。





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