本当に気持ちのいい昼下がりだった。
明るい陽射しが射し込んで、明るい風が相談室を通り抜けて行く。
なんだかとてもしあわせな気分になるんだよね。
『月と太陽』という曲の中に、こんな一節がある。
人は 誰かを支えて 生きていくの
人は 誰かにもたれて 歩いていくの
人は 一人で生まれ 一人でゆくけど
儚い時間の夢を 一緒に見よう
人は 誰かにもたれて 歩いていくの
人は 一人で生まれ 一人でゆくけど
儚い時間の夢を 一緒に見よう
金八先生じゃないけれど、人という字は互いに支えて、もたれて。
誰にも左右されずに、凛とした心を持って生きていくのも、かっこいい生き方だと思うけど、
誰かを支えて、誰かにもたれて生きて、歩いて行くのは、泥臭くて、かっこわるいかもしれないけど、またすてきだと思うんだよね。
恋をして結婚するひともあれば、
結婚しなきゃということで、まわりの空気に押されて、条件で選んで結婚したひともいるかもしれない。
長年つきあって、なんとなく流れで結婚した人もいれば、ずっとラブラブなひともいるかもしれない。
なかには、結婚という形を選ばずにいるひともいるかもしれない。
ふとね、思う。
どういう経緯であっても、選んだ人と一緒にいるんだよね。
相手の気持ちを勝手に想像して、勝手におもんばかって、言いたいことを飲み込んで、言われたことに耳を傾けてなかったり。
わかってくれないと思ってたら、伝わってないだけだったり。
気持ちがわからないと思ってたら、聴いてないだけだったり。
人間、自分や、自分と距離の近い人になればなるほど、わかったつもりで、わかってなかったりして。
わかったつもりで、
理解したつもりで、
相手のせいだと思ったり、
自分のせいだと思ったり。
自分が悪いと思っていても、「ごめんなさい」の一言がでなくて、そのままにしてしまったり。
うれしくても、「ありがとう」の気持ちを伝えそびれてしまったり。
喉に刺さった骨のように、ずっと違和感があって気になるのに、ついそのままにしてしまってたり。
でもね、
怖くても、
怖くても、
怖くても。
勇気を出して口にした言葉は、伝わる。
子宝相談をしてると、
たくさんのひとの話を聴いて。
たくさんのカップルのかたちをみる。
いろんなひとがいて、
それぞれの形があるんだなぁって思う。
どれが正解で、どれが不正解ということはないけれど。
支えて、もたれる人は、きっと運命や偶然ではなくて、お互いにひとつ、ひとつ積み重ねて、築いていく相手なんだろうね。
『月と太陽』 作詞・作曲 上原ひろみ (Vo)矢野顕子 (Pf)上原ひろみ
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