あんしん、あんぜん。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。



普段、いろんなことを心の中にそっと置いてるでしょう?

こう言いたいなー。

って思っても、言えなかったり。

本当の自分はこう。

って思ってても、偽ってみたり。



なんで、そんなことをするかというと、やっぱり怖いんだよね。人生を送ってると、本心を話したことで後悔する。そういう経験って多かれ少なかれ、あったと思うから。
もちろん、全然、ヘーキ!って言う人もいるし、何言われても動じない人もいる。

ただ、やっぱり怖れがあったり、心配だったりするのは、人の常。



ぼくは、セミナーやリトリートを開催するときに、いつも心がけていて、大切にしているのは、安心・安全な場ということ。


そのことに思いを馳せて、そこにいるみんなが、お互いに

人の発言を責めない。
見たこと聞いたことを、他で話さない。(守秘義務)


ということを約束してもらってから、スタートするようになった。
もちろん、カウンセリングの時にも、一番大切なこと。





でも、これって、よく考えたら普段の生活から、そうありたいよね。


人間って、

自分と異なるもの。
自分と考えが違うもの。
価値観があわないもの。

を、どうしても排除したり、責めたりすることが多い。



ぼくは、不妊相談をしているからか、まさにそんな話を聞くことが多くって。ちょっと口にしたら、びっくりするような場所で、自分のことが話されてたり。思いもしないようなことを言われたり。
そのことで、しんどくなってしまうことも少なくないでしょう?




この「責める」っていうのは、自信がないあらわれなんだろうけど。


自分に自信がないひとは、
ひとも信用出来ない。



だって、自分に自信がないから、裏切られる怖れをいつもこころの中に隠してるんだよね。
だから、怖い。
怖いから、責める。




あるいは、優越感を感じることで自信を持ちたいのかもしれない。
自分よりも弱いもの、惨めなものをみて安心したい。

だから、弱いものを責める。
責めることで、安心する。



でも、結局は、
自分自身を責めてるのかもしれないね。
自分のことが受け入れられなくて、
自分のことが許せなくて、
自分のことが認められなくて。



そのことに、気づいてか、気づかないでか、他者を責めてるのかもしれないね。


そしてまた、「責める」ことが悪いことだと責めるのではなくて、受け止めれるといいよね。


ぼくも、えらそうに書いてても、いろいろ思うところはあるもん。
いくらVIVA自分だからって言ったってね~ 笑



怖いことは、もちろんある。



ただ、その怖さを否定するんじゃなくて、「怖いと思ってる」というふうに、自分の気持ちを自分で認めるようにはしてるんだよね。
そうするようになってから、ちょっとずつ、いろんなことがヘーキになってきたように思う。



人間、絶対に進歩できる。
と、ぼくは思うのだ。

でね、そう考えてると、もっと深いところで自分のことが認められて、怖さが減って、いろんなことがヘーキになっていける気がするんだよね。