貧血だと、妊娠力は下がる。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。


献血ってしたことある?

しようと思っても、できなかったって人も少なくないんじゃないかな。実際に、6人に1人の女性が、貧血で献血しようとしてもできないというデータがある。



貧血って、すごく多い。

世界では8~9億人が貧血って言われてる。
貧血っていうと、疲れやすかったり、立ちくらみがする。それくらいのイメージしかないかもしれないけど、妊娠・出産に関しては、すごく重大な影響を与えてしまう。

特に、貧血の妊婦さんの割合は、先進国の平均が18%なのに対して、発展途上国では56%にも達するんだって。
妊婦さんが分娩時の出血によって亡くなったり、妊娠中の感染症による死亡率も高くなる。早産や低体重児、知能発達の遅れが出てくるなど、途上国では、とても深刻な問題なんだよね。


でも実は、これって発展途上国だけの問題じゃなかったりする。

日本の妊婦健診では、貧血の割合が30-40%、調査によっては51.9%というものもあって、ほとんど発展途上国並という恐ろしさ。そりゃ、「貧血大国」なんて言われちゃうわけだ。


先進国で日本だけが、平均出生体重が減少してるし、低体重児も20年前の1.5倍に増えてるというのも、悲しいけど、なんだかわかる。



貧血だと、妊娠力は下がる。

貧血を治すと、妊娠力は上がる。




お肉を食べよう。レバーを食べよう。



安全な妊娠・出産のためにも大切な血。貧血にならないように、食事には気をつけようね!お肉やレバーをどんどん食べて、体質を改善していってほしいな。





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《参考資料》
厚生労働省「平成22年度 出生に関する統計」
JICA「母子保健改善のための微量栄養素欠乏に関する援助研究」
「妊娠時貧血と妊娠前の生活習慣との関係についての調査研究」
JBIS「鉄欠乏状態の人口割合」