つらかった時の自分に、逆に支えられてる。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。



Nさんが、

電話口で話し始められた。











「わたし以前、

2回流産をしていて・・・







すごくつらかったんです。











流産の手術をした時も、

夫は仕事でいなくて。



ひとりで手術を受けて・・・













赤ちゃんはふたりの問題なのに、

どうして1人ぼっちで手術受けないといけないんだろう




って・・・










流産の原因を調べたら

中隔子宮だってことがわかりました。







子宮の中に壁が出来てて、

それが原因で流産しやすくなってるって

先生に言われて・・・






治すための手術をすすめられたんですけど、

うまくいく保障があるわけじゃないし、

怖くて、不安で・・・








手術をしたくなくて・・・










心理学のセミナーとかに行ったこともあるんです。



『自分を肯定する』

っていうことが大事だって言われて、




何をどうしたらいいの?!

って思いました。






よくわからないけど、

自分が足りないと思ってるところを

満たしてあげればいいと思って、

自分を大切にするようにして。。。








みかけは、

なんかいいような気がしてたけど、

心の底で









『でも、子宮の形は変わらないじゃん』


って。












どんなに自分を肯定したって、

気持ちを前向きにしたって、

治らないものは、治らない。







そう思ってたんです。










夫はすごく忙しくて、

会えない日が続いて、




なんのために結婚してるんだろう。



そう思いました。








年末には、

離婚の話も出たんです。















夫婦で仲良くすること。





家を建てること。





こどもを作ること。







結婚したら普通にすることが、

なにひとつできなくて。








夫婦で一致団結してる感が全くなくて。









だから赤ちゃんが来ないんだろうな。





そう思ってました。」





伊豆の日の出










Nさん、本当につらくて、

寂しかったんだね。









流産するだけでも

つらいことなのに。





2回も経験して。




付き添いもなく、

ひとりぼっちで手術して・・・







『あたりまえ』だと思っていたものが

手に入らなくて・・・














「でも、

伊豆でのリトリートに行って、


他の人達の話を聞くうちに、

いろんなことに気がつけました。










中隔子宮だって、



人間は機械じゃないんだから、

ひとと違うところもでてくるよね。




そういうこともあるよね。







そんなふうに思えたんです!








流産だって、

2回妊娠したのは事実なんだから、







自分は妊娠する力がある。







そんなふうに思えました。










伊豆から帰って、

夫と話をしたんです。






そうしたら、



『手術はしたほうがいいよ。


怖いなら、

オレがちゃんと一緒にいるから』








そう言ってくれて。













すごく、


ほっとした。








わたし、

中隔子宮の手術をするのは、

自分の体に申し訳ないような気持ちがあったり、

親に悪いような気がしてて、





それが、

手術が怖い理由だと思ってたけど・・・












一番の理由は、

さびしかったんだなって。










夫と気持ちが伝わってなくて


それがつらかったんだなって。







手術を1人で受けるのが怖かったんだなって。








気づくことができました。







去年、本当に嫌なことや


悪いことがたくさんあって。










離婚の話も出たりしたけど、









去年のことがあるから、

今がある。







いままでのわたしがあるから、


いまがある。







そう、思えたんです。











気持ちがすごく元気になって、

いい方向に行けそうで。







つらかった時の自分に

逆に、

いまの自分が支えられてる気がします。







本当の『自分を肯定する』って、

こういうことだったんだって。












やっと、気がつけて


本当にうれしいです!!!」












Nさん、よかった~!


そんなふうに思えるようになったなんて、

本当にうれしい!






気持ちが変わって、

自分を肯定する気持ちが出てきたなんて

すごくすてきじゃない!






過去の自分を認めて


受け止めてあげるから、


今の、現在の自分を


本当の意味で肯定できるんだよね。













「でも、



でも・・・




堀江さん、調子に乗ってほしくないから、


あんまり言いたくないんですけど・・・」









え?



ええ?








「あのリトリートの1泊2日すごいね!


なんか、負けた感じがして、


すっごく、くやしい!」






えーーーーーー!?







そう言われて、

思わず大爆笑。











そこ!?





くやしいの?!










「なんか、あんなに迷ってつらかったのが



1泊2日でこんなに気持ちが変わるなんて



なんだか、





はめられたみたいで、

くやしい~~~!!!」
















そんなこと、

はじめて言われた!







はめてなんかないよ~。







Nさんが、


自分で気づいて、

自分で気持ちが変わっただけ。












でも、


いーじゃないの。


負けたって。笑











『あたりまえ』とか『普通』って、

社会の価値観だと思ってるけど、

実際は、

自分の中で決めてるんだよね。








自分がそれを絶対だと思って、

それでしんどくなっちゃう。







自分で自分を閉じ込める檻を作ってるだけ。




檻からでることができて、

自由になると、

ホント楽になる。





嘘みたいに、楽になる。








Nさんみたいに

気持ちが自由になる人が


どんどん増えていくといいな。




















こころとからだを整えるはじめの一歩。

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