１週間断食 in 伊豆高原 やすらぎの里

やっぱり、

体が変わると心が変わるって本当だな。

改めて自分で実感した。

伊豆高原に断食に行ってきた。

１週間まるまる。

日曜日に始まって土曜日の今日で終わり。

丁寧に作られた断食中のジュース

7日間のうち３日間は、

酵素ジュースや野菜スープだけで断食。

そのあとの３日間は回復食で徐々に戻し、

そして、

最終日は普通食の和食をいただいて解散。

ある方に、

「いいよ」

と、すすめられて行ってきたのだけど、

本当に行ってよかった。

「いいよ」の一言で行くのを決めた。

勢いで予約しようとしたら、

なんと４ヶ月待ち！

３月に予約して待望の断食だった。

信頼できる人の一言で動いてみるって、

結構好きなんだよね。

自分の頭で考えて決めて動くよりも、

まさにタイミングだったり、

なにか縁がつながるきっかけだったりする。

実は、去年の終わりに７２kgだった体重が、

77.7ｋｇに半年で6kg近く激増してた。

体重のことよりも気になってたのは、

食べ過ぎだっていう自覚があるのに

食事を止められなかったこと。

あたまも気持ちもちょっと

パツパツだったんだなー。

自分では無理してないつもりでも、

やっぱり忙しいかったんだ。

ストレス感じてたんだ。

自分で気づいてないところが

意外とキケンだったのかもしれない。



と、１周間の断食でようやくわかった。

断食中って、

考えることができなくなる。

どうしても終わらなかった仕事を抱えて行ったんだけど、

できないんだよね。

仕事しようと思っても、

気が向かないし、

考えがうまくまとまらない。

本は読めるのに、

なんでだろうと不思議だった。

そのことについて質問したら、

「断食中は、血糖値が下がるから、

脳が働かなくて思考停止するんですよ。

普段、人間は考え過ぎだから、

断食をすることで、

強制的に頭の思考もストップさせて

瞑想させているようなものですね」

とのこと。

なるほどー。

断食後の回復食は感動のおいしさ。

断食が終わっておかゆの回復食がはじまると、

びっくりするくらい頭がすっきり。

体のだるさもとれて

どんどん元気になっていくのもわかる。

こころもからだもスカッと晴れ渡った気分！

こんな気持ち、いつ以来だろう。

伊豆高原は海の青と木々の緑がまぶしい

海沿いの緑あふれる静かな環境で、

早寝早起き、

健康的な食生活。

そしてヨガに適度な運動と温泉と。

もうそれは、最高！

自分で体験するって本当に大切だと思うんだよね。

実際に、見て、聞いて、感じて、

それでわかることって違う。

断食いいよ。

って聞くだけなのと、

実際に体験することとは全く違う。

断食中もジュースとかも飲めるから、

そんなにしんどくないんだけど、

いままで生きてきて、

３日間も食べないなんてことなかったから、

ああ、難民キャンプとか飢饉って

この空腹感のさらに強烈なのが

際限なく続くのかぁ

と、そんなことに思いを馳せたり。

断食明けにおかゆを改めて食べた時に

そのおいしさにびっくりしたり。





食べ物のありがたみを

こんなに感じて食べたことなんてなかった。

断食中に玄米を二口だけ、

100回噛んで食べるワークがあったんだけど、

目を閉じて、正座をして、ごはんを噛んでたら、

ふわぁっとこどもの頃が思い出されたんだよね。

居間で正座をして

家族８人で食卓囲んで食べてるシーン。

TVの映像は全員集合！（昭和だね～）

なんだかとても懐かしくて、

ぼくの食の原点は、

ここなのかなーって思ったり。

たくさんのことを感じた貴重な１週間。

一緒にすごした人たちも

すてきな人ばかりで。

やすらぎの里代表の大沢先生と。

本当に素晴らしい滞在だった伊豆のやすらぎの里。

大沢先生はじめ、スタッフみなさんの

対応に感謝、感謝です。

また、訪れたい場所がひとつ増えました。
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やすらぎの里

そうそう、

身も心も浄化されてきれいさっぱり！

と思っていた帰り際、

列車の時間を３０分も間違えて、

送迎バスからひとり猛ダッシュ。

そそっかしいのと勘違いが治るには

まだまだ、修行が足りないみたい・・・





でもね、断食。

本当におすすめ！

体重も4.3kg減で体脂肪も見事にダウンしたし、

何より、こころもからだも爽快爽快！