いまの私、もったいない。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。


今朝のIさんとのカウンセリング。

ちょっと間があいて2ヶ月ぶりくらいだったんだけど、

開口一番。



「本当にありがとうございます~!」




えええ?

どうしたの??



「わたし、前回のカウンセリングから変わって、

すごく楽で充実してるんです~!

本当に、今日はお礼を言わなきゃって。




変わったって言っても、

状況とかは全く変わってなくて、

相変わらず忙しいし、

イライラすることもあるし、

漢方もきちんとは飲めてないんですけど。




でも、

見方が全然変わったというか。



きちんとしないといけない。

これもしないとけいない。

こどもとの時間も取らないといけない。

そう思ってて

ずっと追われてる感じでしんどかったのが、

今は、充実してるんです。




自分がいっぱい体を動かして、

忙しいことも、

喜怒哀楽の感情の幅が大きいんだけど、

その感情を感じることも。

自分で楽しんでる感じで!」



わぁ~、そんなふうに言ってもらうと

ぼくもすごくうれしい~!!!

なにが一番違ったところなの?





「前回のカウンセリングの時に、

自分で

『もったいない』

っていう言葉が出てきた時に、




はっとして。




わたし、なにしてたんだろうって思ったんです。


『いまの私、もったいない』


そう思ったとたん、

どわ~っとなんか体から出て行く感じで。





『仕事をきちんとしないといけない。』

『こどもと一緒にいないとかわいそう。』





って言ったら、

堀江さん、

『こどもさんにそう言われたの?』

『仕事のきちんとの基準は誰に言われれたの?』


って聞かれたでしょう?




あの時に、そう思ってるのって

『わたし~?!』

って

全部勝手に自分が思ってたんだー!って、

そんなふうに決めてるのって、

他のだれでもない、わたしだって気づいて。






こどもを産むまでは、

仕事中心の仕事で精一杯やってきて。

生まれたあとは、

しっかり育てなきゃって。

育休が終わって仕事復帰したら、

前の仕事をしてきた自分とのジレンマで、

両方しっかりしないといけない。

そんなふうに自分で自分をしばってたんだなぁ。

自分で見えなくしてたんだなぁ。

そんなふうに思いました。




一緒にいないといけないんじゃなくて、

一緒にいれる時間を大事にしよう。






仕事も締め切りが迫ったり、

こんなに大量に来るか?!

って思うけど、

いいや、乗り越えれるものしか来ない!

なんとかなる!

なんとかならなかったら締め切り過ぎてもいい。

みたいな。


あ、もちろん絶対締め切りすぎちゃいけないものは守りますよ~





保育園のお迎えもわたしが行かなきゃって思ってたけど、

おじいちゃん、おばあちゃんに甘えよう。



二人目もほしくてほしくていけなかったのが、

ま、いっか。

できる時には、出来る。


そう思えるようになったんですよね。


イライラもしたりするけど、

そんな自分もいいや~って思えて。



状況のことだけだと、

家族で入院が出て、

前よりも大変なはずなのに、

ずっと楽で、充実してるんです」







Iさん、すっごくうれしそうに話されて、

表情も活き活きとして別人みたい!

ぼくのほうが、うれしくなってくる。



Iさんね、

「仕事しなきゃ。」

「子どもと一緒にいなきゃ。」

その思いって、

責任感だったり、愛情でしょう?

もともとすてきな思いだったはずなのが

ちょっと方向がずれちゃっただけなんだよね。

責任感も愛情もすてきな感情だから、

見方を変えただけで、

がらっと世界がかわったんだなぁ。





「いまの私、もったいない。」




そう思えたIさんがすてき。





いーじゃんね。

ま、いっかで。



漢方だって、いーの、いーの。

ちゃんと飲むことよりも、

気持ちが豊かであることのほうが

遥かに大事なんだから。










でも、漢方はなるべく飲んでね・・・ ^^;