塩村都議へのセクハラやじについて、思うこと。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

塩村都議へのやじに対して

都議会へ抗議が殺到してる。

詳しくはこちら
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塩村都議へのセクハラやじ



女性支援の内容について質問をしていて

「おまえが早く結婚すればいい」

「産めないのか」

といった野次がとんだという話。




本当にありえない話なんだけど、

今日のカウンセリングでTさんとその話題になった。




「でもね、あれが現実なんですよね。

世間一般のおじさん達の。

会社でも治療のことは以前に伝えてあるのに、

シフトを組む時に

『こどもいないから、いいよね?』

ってあたりまえに言われたり、

『子宮がいけないんでしょ?』

的なことを言われます。



休まないと体外受精はちょっと難しいけど

仕事を休むことに対して理解してもらえないですし。

わざわざ、

治療のことをまわりに言いたくない気持ちもあるし。

休んだら休んだで今度はいろいろと詮索される。





親戚の人に

『なんで高いお金出してまで治療するの?

いなかったらいないでいいのに』


って言われたり。




世間って口にはしなくても、

そう思ってるんだなぁって。

言葉にはしなくても

心のなかでは、

そんなふうに思われている社会の中に

いるんだなぁって
思います」






まさにTさんの言われる通り!

そこだと思う。

本当に、そう。



野次だからいけない

セクハラになるからいけない




ではなくて、

心のなかでどう思っているか

社会としてどのようにあるかのことが大切で、

聞こえない野次に囲まれていることのほうが

しんどい時だってある





こどもがいる、いない。

結婚する、しない。

治療をする、しない。






どれも、とてもパーソナルなことでしょう?

そういったことに対して、

ひとり、ひとりの価値観が尊重される

寛容な社会であってほしい
なぁ、と。





今回のこと都議会のことも、

言った本人はきちんと反省をすべきだけど、

それを攻撃して、懲罰などで終わり。

ではなくて、

その先の社会としてのあり方までを考えてほしい

そんなふうに思う。






そして、

ひとや社会のあたりまえに振り回されずに、

自分自身の思いや価値観を大切にして

進んでいけるといいよね。



あじさいきれい~。