神さまのさくら。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

さくら、さくら。

あちこちで、さくらが満開ですね。

地域によっては、もう盛りを少し過ぎた頃かな?

神々の国 出雲でも

たくさんのさくらが咲いています。



出雲大社の表参道である神門通り。

一ノ鳥居の前のさくら。



そして、もちろん出雲大社境内もさくら。


本殿をのぞむ時、

この桜の木がある場所からの眺めが

個人的に好きです。

春のさくら、

初夏の新緑、

盛夏の緑、

秋の紅葉、

冬の枝だけの姿。

と、季節によっての変化を一緒に捉えることができるので。




命の源をつかさどる神さまをお祀りしている

命主社(いのちぬしのやしろ)。

子宝のご縁をたくさん結んでいただきたいので、

いつも本殿とあわせてお参りします。

こちらもさくらが満開でした。







さくらって本当に不思議で、

どうしてこうも心ひかれるんでしょうね。

日本人独特の感覚なのかもしれないけど、

他の国では、

日本のさくらのような存在の植物ってあるのかな?

なんて思います。




高校生の時の国語の教科書に載っていたエッセイで、

誰の作品かは覚えてないのですが、

さくら染めの話がありました。

作者が染色家を訪ねた時のエピソードだったと思います。




さくらで染め物を作るのに、

作者は花びらを集めて染めるのかと思ったら、

そうではなくて、


さくらが咲く前の樹皮をはいで、

煮出して染めると言われて驚くんですね。





冬の間に、寒さに耐えて

春、花開くためにピンクを一生懸命に作り、

全身に蓄えている桜の木。






その桜に思いを馳せた一文がとても印象に残っています。

春を信じて、一歩、一歩。

準備をしているからこそ、花開くのだなぁ、と。

なんだかとても印象に残っているのです。