まずは、
「誰に対して、何を伝えるのか」
を明確にして、それからセミナーづくりに取り掛かります。
ぼくは、
「赤ちゃんを望まれている方、
不妊の不安を抱えていたり、
治療をされている方」
に対して、
「赤ちゃんを授かるために1番大切なことは、
心と体がすこやかであること」
ということを伝えるためにセミナーを作りました。
セミコンの勉強会の時に立石さんに言われました。
「何を話すかもだけど、誰が話すかが大事です」
以前、ある出版社の編集長に言われました。
「堀江くんが伝える、必然性は?」
そのとおりだと思います。
どこかで誰かが言ったような話ではなく、
伝え聞いたことではなく、
その人自身が体験したこと、
生み出したことだからこそ伝わる。
スティーブ・ジョブズのスピーチ大好きです。
スティーブ・ジョブズが話すからこそ、伝わる。
同じ話を別の誰かがしたって、
話のうまい下手ではなく、伝わらない。
ぼくだからこそ、
伝えることのできるセミナーでないと意味が無い。
そういうことだと思います。
でも、ぼくのことなんて、
会場の誰も知りません。
だから、まず、どこの誰で何をしているかを
知ってもらわないといけない。
セミナーの構成をする前に、したこと。
今まで自分自身のしてきたこと、体験を
徹底的に出すことから始めました。
自分の棚卸をして、
ぼくが何者かをはっきりさせました。
だって、客観的にそれが明確になっていないと
第三者の会場の人に説明ができないから。
セミナーの始まりは自己紹介。
自分が何者かをわかってもらうことからはじまります。
だって、どこの誰かわからない人の話なんて
聞きたくありませんもんね。
でも、この「自分の棚卸」。
その後、すごく役立ったんです。
セミナーの構成をすることにそのままつながりました。
それだけでなく、
仕事そのものにも大きなフィードバックが得られました。
つづく