子宮内膜症かも・・・
と疑ったほうがいいのは
①20~40歳代の女性で
②だんだんと月経を重ねるごとにひどくなっていく
③月経痛、骨盤痛、性交痛、排便痛がある
ような場合です。
病院では、①~③に加えて
④内診で子宮後屈、子宮の動く範囲が狭い
⑤エコーやMRIで卵巣が大きくなっている(卵巣チョコレートのう腫)
⑥血液検査でCA125が高くなっている
などの時に子宮内膜症と判断されます。
かつては確定診断のためには
腹腔鏡検査が必須とされていましたが、
検査だけのために負担の大きい腹腔鏡をすることはなく、
治療に進んでいました。
現在では診断技術の向上で腹腔鏡なしの検査だけで
確定診断ができるようになっている場合もあるそうです。
一方で、
子宮内膜症でないと判断された場合でも
腹腔鏡をしてみると子宮内膜症だったということも
25%くらいの確率であると言われます。
婦人科系の痛みがひどい場合はやっぱり心配ですね。