1月の妊娠報告が実は1年で一番多い。
毎年、なんでかなー？
と不思議に思ってたんだけど、
考えてみると3つの大切なポイントに気づきました。
その１：妊娠力は冬にたくわえられる。
漢方では妊娠力は「腎」の力の1つとされてるんだけど、
この腎の力というのは冬にたくわえられます。
「春は生じ、夏は長じ、秋は収し、冬は蔵する」
というのが漢方の古典「黄帝内経」にも
しっかりと書かれてます。
球根を植えると
冬を越えて、
春に芽吹き花咲くように・・・
冬の間に人間も腎の力を蓄える。
本当は普通に生活をしてたら、
腎の力はアップせずに冬は逆に弱りやすいんだけどね。
漢方や正しい養生をすればアップする時期。
だから寒くなってきた11月くらいから
妊娠力がたくわえられ始めて、
1月ごろにいいかんじに結果が出てくるんだろうなぁ。
その２：冬休みでリラックス
年末年始は仕事もお休みの人が多いでしょ？
そうするとやっぱりストレスから解放される。
イライラしやすくて基礎体温がガタガタの人が
長い休みの後になると
キレイに整ってたりすることも多いんです～。
それに、年が明けて新年を迎えると
気持ち的にもなんかいいことがありそう。
今年はいい年になる！
そんな気持ちの変化も大きくて
妊娠にプラス効果って必ずある。
婦人科は気持ちの変化を
すごく受けやすい分野なので。。。
その３：お風呂でぽかぽか効果
寒くなって体が冷える時期だからこそ、
いつもよりも冷え対策をするでしょ？
カウンセリングに来られてる方には
口をすっぱくして
「冷やしちゃダメ～!!!」
とお話しします。
そうすると素直な人が多いから、
逆にいつもよりも
しっかりとあったかくしてるひとも多かったりする。
そして
特に大切にしているのが
「入浴」
ちゃんと湯船につかること。
これ、ものすごく大事です。
漢方で体の中から温めるのに加えて
物理的に外からも温かくする。
この時期にシャワーとか
ありえないくらいもったいない！
でね、この入浴でボクが超強力におすすめして、
毎年たくさんの方に実行してもらってるのが、
「ミネラル補給入浴法」
お風呂からあがった後も体が冷えない。
布団に入ってもずっとぽかぽか。
（詳しくはカウンセリングで、お話してます）
そうすると
夜11時～午前3時の
子宮や卵巣の回復時間をぽかぽかで過ごせる。
ゆっくり体温がさがる時に体が作る
ヒートショックプロテインが分泌されて
全身の修復がうまくできたり。
体の機能を高める海の微量ミネラルを
体にた～っぷり補給できたり
などなど、
いいことづくめなわけです。
さら湯は入らないよりはマシだけど
すぐに体が冷めちゃうから、
せっかくのお風呂効果がさがっちゃいます。
なにか入浴剤は入れましょう。
とにかく
冬は妊娠力アップの大きなチャンス！
このタイミングは逃さないでくださ～い！
