はしる はねる そらのうえ
なぜだかしっかりと憶えてる
小学校一年生の国語の教科書の
一番始めにでてきた詩。
誰の書いた作品かは今となってはわからないけど。
なんだかすごく気持ちよさそうじゃない?
だから覚えてたのかも。
あちこち飛び回ることが多いので
よく飛行機に乗る。
1番が出雲ー大阪、
その次が出雲ー東京。
大阪行く時はちっちゃなプロペラ機だから、
よっこらしょ、どっこいしょと一生懸命エンジンが
小さな機体をガタガタさせながら
がんばってようやく雲の上にでるんだよね。
東京行きはジェット機だからぐーっと力強く
一気に駆け登るみたい。
高度も違ってジェットは空のずっと上から
1万メートルの高みから雲の平原を見下ろすのに、
プロペラ機は雲の少し上を這うように飛ぶ。
1万メートルの高みから雲の平原を見下ろすのに、
プロペラ機は雲の少し上を這うように飛ぶ。
でもどっちも同じで、
地上で暗雲が垂れ込めてても
どんなに雨が降ってても
雲の上に出れば青い空が広がってて、
どんよりとした黒雲も
真っ白なふわふわの雲に変わるんだよね。
最近、近所の今井書店でかけてくれる
震災応援のブックカバーで知った言葉。
そこにあった言葉を見た瞬間。
あー、なんてキレイですてきな言葉!と思った。
人生、どんなに暗雲垂れ込める悪い時だって
雲の上には青い空が広がってるんだよー。
困難をがんばって乗り越えれば、
そこにあった言葉を見た瞬間。
あー、なんてキレイですてきな言葉!と思った。
人生、どんなに暗雲垂れ込める悪い時だって
雲の上には青い空が広がってるんだよー。
困難をがんばって乗り越えれば、
開けない夜はないよー。
という意味も素敵。
という意味も素敵。
調べるまでは知らなかったんだけどね。
でも、意味も知らない言葉にひかれたのは
なんとなく小学校1年の時の詩の影響なのかも。
雲外蒼天を調べてみると、
同じような「雲上在蒼天」
という言葉がある。
司馬遼太郎の書いた随筆
「故郷忘れじがたく候」に登場する沈壽官さんの
座右の銘で有名になったとのこと。
そうなのかーと思ってさっそく買い求めた。
60ページほどの短編だけど、
清々しくてすーっと心に染み入る話。
座右の銘で有名になったとのこと。
そうなのかーと思ってさっそく買い求めた。
60ページほどの短編だけど、
清々しくてすーっと心に染み入る話。
昔、近所にあったパブで
司馬遼太郎さんが三軒となりの電気屋のおじさんと
二人で話してるのを偶然見かけて
うちの父親がびっくりしたんだって。
あとでおじさんに聞いたら第二次世界大戦の戦友だったとか。
実家は薬局だったとか、そんな話を聞いて
大作家になんとなく親近感。
人はつながり、
記憶はつながる。
あとでおじさんに聞いたら第二次世界大戦の戦友だったとか。
実家は薬局だったとか、そんな話を聞いて
大作家になんとなく親近感。
人はつながり、
記憶はつながる。
雲外蒼天、雲上在蒼天。
この言葉は読書の秋の一番の収穫です。
この言葉は読書の秋の一番の収穫です。
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