多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は
最近増えている不妊症の原因であることは
書いてきました。
多嚢胞性卵巣症候群のネックレスサイン
病院での治療もありますが、
自分でできる方法もあります。
病院での治療の流れでも
最初に挙げられている
生活習慣の改善が
とても大事で有効です。
★体重を減らす★
これは体重や体脂肪が平均より多い場合に
特に有効です。
どのくらい減らすかというと
もし体重が60kgだとしたら3kgです。
そんな大変な数字ではないでしょ?
そしてこれをキープすることです。
実際に運動と食事量のコントロールでの
減量だけで排卵障害の方が
自然排卵できるようになったことも
よくあります。
ただし!
極端な食事制限や
過激なダイエットは逆効果です。
また減量後のリバウンドも大きな悪影響を与えますから、
必ず正しいダイエットを行いましょう。
ちなみに体重の5%減量すると
なぜよいかというと
脂肪細胞が善玉ホルモン(アディポネクチン)を
多く出してくれるようになるからです。
この善玉ホルモンは、
多嚢胞性卵巣症候群の原因であるインスリン抵抗性を改善します。
その結果、
良くなっていきます。