自然との調和から生まれた漢方は、
数千年の歴史の中で多くの医学者の手によって検討され、
理論化されてきました。
漢方薬の基本的な考え方は、
人がもっている病気を治す力(自然治癒力)を高めることです。
漢方薬は東洋医学の一部で、
他に針灸、養生、按摩、気功なども、
漢方医学の治療法 です。
西洋医学が、病気・臓器を見て、
いろいろな検査数値・結果から病名で診断をつけていくのに対し、
漢方は、一人ひとりの体質や病気の状態を見極めながら、
最適な漢方薬を使い分けていく
「オーダーメード」
の治療といえるかもしれません。
同じ病気でも、
その人の状態や体質によって
のむ薬が違ったり(同病異治 どうびょういぢ)、
ひとつの薬がいろいろな病気に使われる(異病同治 いびょうどうち)
こともあります。
たとえばよく知られている葛根湯は、
風邪に使われますが、
「ひきはじめで寒気があるとき」にしか効きません。
同じ風邪でも「喉が痛くて熱があるとき」には効果がなく、
天津感冒片(てんしんかんぼうへん)などの別の漢方薬が使われます。
また、風邪とは全く違う、
肩こりなどにも使われます。
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