AMH検査 〜妊娠力って何? 年齢編③〜 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

AMH検査をする不妊治療施設が増えてきました。

妊娠力を客観的に知る上で
大切な検査の1つです。


AMHというのはAnti-Müllerian Hormoneの略で
日本語では抗ミュラー管ホルモンといいます。


卵巣の中には卵胞になる種(原始卵胞)があって、
この数は生まれながら決まっています。

この種がこれから育とうとして、
芽が出た状態(発育卵胞、前胞状卵胞)になったときに
分泌されるのがAMHというホルモンなんですね。


AMH検査をして

値が高いと
これから育つ卵胞が卵巣内にまだまだたくさんある状態

値が低いと
卵胞が少なくなってきている状態

ということがわかります。


初潮の頃には原始卵胞は30万個あるのですが、
生理のたびに減っていきます。

(詳しくは《妊娠力って何?年齢編②》を読んでみてね。)


どのくらいの卵胞が残っているか、
AMHの数値を見ればわかるんですね。


AMH値(pM)   年齢目安(年齢相当の卵胞が残ってる)
50     25~30歳
40      30~35歳
20      35~40歳
10      40~45歳
 5      45~50歳



AMH検査は「卵巣年齢を計る検査」とよく言われます。
で、実際測ってみると数値が低くてショックを受ける方も少なくありません。

でもね。
AMH検査は「卵巣の中に卵胞がどれくらい残っているか」を調べる検査。


卵巣の卵を育てる力をしっかり高めておけば
たとえ検査数値が悪くても決して悲観して断念する必要はありません


若々しい卵巣にするために、
しっかりと体づくりをしていってほしいなって思います。


ちなみに、タバコを吸う人は
まず禁煙ですよ~。



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