今日は台風の影響で雨だったが台風の移動速度が思ったよりも速くて日曜日まで雨の予報が今日午後には天気が回復する予報に変わって来た。まぁ、やはり台風なのでそれなりに雨が強かったが風は大した事は無かった。雨も時に強く時に止んだりと台風特有の降り方だった。そして雷も鳴りながらの天候回復となったがおじいさんの予想よりも回復が遅れて16時過ぎにやっと晴れ間が見えた感じだった。それまでに天気が悪くなると途端に元気の無くなるおじいさん、ずっと夢見心地のトロトロ居眠りで。トロトロ居眠りの間に考えたのが自分の生きた証はいったい何かの形で遺せるのだろうか??などと考えながらも眠りに落ちたり目が覚めたりだった。っというのも今収穫できている🌰なのだが、もちろんワタクシが植えて育てた栗の木がこの恵みを与えてくれているわけでは無い。ワタクシの記憶する限りは幼少期には現在の栗の木の場所は田圃だったので栗の木は無かった。っと言う事はワタクシの父親が植えて大きくなったものだ。そしてワタクシはその恩恵に与っているのである。さて、ワタクシの父親がどのような気持ちで栗の木を植えたのかは今となっては知りうる術はない。推測するに昔の土地の境界は田圃だったら畦道でこの畦道のこの部分までが我が家の土地でこの先の畦道からは近所の人の田圃だぞ!っと境界が分かっていた。っが、稲作をしなくなって田圃が荒れ果てて草が生えっぱなしになると境界が何処なのか??分かり辛くなってしまう。そんな事もあり境界を明確にするためにこの木までは我が家の土地だと言う事が分かる様に木を植えたものと考えられる。笑ってしまうのだが現在も法務局に行って土地の形や住所面積などが分かる資料を取り寄せるとこれって江戸時代に描かれた画なのか??っと思うような物が有るだけなのだ。それも実情の形に似ても似つかない画が描かれている。現在我が家はワタクシがほぼ自分の土地は草刈りをしているのだが、ご多分に漏れずにこの田舎でも空き家となってしまった家がどんどん増えて後継ぎとなる子供たちは土地を管理出来る筈も無く耕作放棄地となって草も木も何もかもが生え放題となって昔の遠くまで見えていた田圃の景色など影も形も無いのだ。なのでそれを予測していた父親は木を目印に自分の土地の境を後世に伝える為に植えたのだろう。さて、それだけなのだろうか??もしかしたら後世の我々が栗の木の恩恵を受けられるように意図的に栗の木を選んだと言う事も考えられる。さて、では母親は何を残してくれたのだろう??。もちろん優しさを育んでくれたし笑顔で暮らす、前向きに生きる、そんな事を教えてくれたのは母だった気がする。そして元畑だった所には後に大きくなって花を咲かせる様にしだれ桃の木を植えてある。母が他界してもその木はすくすくと育っているのだ。そして畑だってずっと続けていたのでワタクシが引き継いだその場所は今年トウモロコシを育てて沢山実ってくれた。父親も母親も意識していたかどうかは知る由も無いが次代に残してくれたものが沢山あった。さて、ここで自分はいったい何を残せるのであろう??。基礎疾患になってそんな事も考えるようになった最近である。残すもの、残せるもの。今結構考えているのが花壇の整備と畑の整備である。花壇はおじいさんが他の世界に行ってしまった時に花を育てられる花壇が有れば花を育てて気持ちが豊かになれるのではないかとか??。ワタクシのお墓に供えるお花が買って来たものでは値段が高いので年金生活ではその費用も馬鹿にならなそうなので種さえ蒔いてちょっとの肥料を遣れば育つ百日草等を育ててくれれば他の世界に行ったおじいさんも気が引ける事が無くお花を供えてくれるのでは??等考えているw。まぁ、残された女将が花の種を蒔いてくれて花を育てられるかと言うと…。なのだがねぇw。そんなわけでこの先もワタクシが残せるものは何なのか??何かの木を植えて残されたものが収穫できる様にするのか??考える事も有りかな??っと思う今日この頃である。桃栗三年柿八年。この言葉の意味は色々とあるかもしれないが、確かに栗は3年ほどで実を付ける様になる様だ。今の父親の植えた栗の木は台風などで枝も折れたり腐って来てしまったりと木の老化が来ている。生きる目標に選ぶには栗の木などを植えるのも有りかもしれない。そんな居眠りしながらの考えの後は雨も止んでの16時半ごろむっくりと起き出して栗拾いを行う事に。っと2階の窓から外を見るととんでもない数のカラスが領空侵犯を犯しておじいさんの土地に飛来していた。普通ならカラスの鳴き声で飛来が分かるのだが今日はカラスも人間の黙食をまねたのか?鳴く事も無く昨日刈ったカラムシの草の場所で餌探しをしていた。おじいさん!おもちゃのエアガンをサッと構えて網戸を開けて攻撃!シューティグ!!。まぁ、当たる筈も無くすぐにカネキャップの火薬銃に切り替えて「パンパン!」っと大量に音を発して追い払った。ビックリなのはおじいさんが想定していた以上にカラスが大群で30羽位いて2階の窓からだったがちょっと怖かった。こちらに向かって来るカラスも居たのでねぇ~~~。憎きカラスめ!!今後も覚えていろよ!!戦いは続く!!!。

 

 

朝から雨で強く降ったり止んだり雷ゴロゴロだったりでした。

 

 

丁度お昼。青空も見えているがこの後曇ったり雨だったり。

 

 

やっと雷も通り過ぎたので栗拾いに。

 

 

栗拾いを終わったころの空模様。

 

 

栗は70粒。

 

 

そして今日は閉店ガラガラだった。

 

今日は後世に何を残せるか??だったが人によっては芸術の才能が有ったり音楽の才能が有ったりと絵画を遺したり名曲を遺したりと出来る人はいるだろうが才能の無いおじいさんの遺せるものは限定されてきてしまうだろう。まぁ、何も遺さずに逝くのも良いのかもしれないがねぇ。子孫の為に美田は遺さず。元田圃は有るが美田ではないなぁ~~~w。基礎疾患になって居なかったとしてもそんな事を考える時がだんだん迫って来ているのだろう。そしてこの歳になると自分のルーツが何処にある物か??知りたくなって来たりもする。今年の秋はその探索に行く予定なのだがなかなか天気が安定しない。明日は晴れて良い気候になってほしいなぁ。ごきげんよう。なむなむ。

 

あぁ、また雨が降り出した…。