「あそび」が欠落した社会 | 司法書士 荒谷直樹のブログ

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埼玉県所沢市の司法書士フラワー総合事務所代表。ジャンル問わず「本音」で書いているブログです。法律&メンタル&個人的戯言、などなど。司法書士としては相続登記~訴訟支援まで、幅広く相談を受けています。話をよく聴くタイプの司法書士です(^^)

 阿部慎之助殿の件。


 児相、警察、の対応ひとつひとつにおかしいところは無いのに


 結果が尋常ではないくらいに異常。はじまりと終わりのバランスが究極的に異常


 仮に。児相や警察の対応及び結果について。どこぞの暴力オヤジによる家庭内の暴力が、傷害罪レベルで頻繁に発生しており、時と場合においては、生命の危険があるような「具体的個別事案」であれば、今回の阿部慎之助殿事件と同じ結末で大正解だと思う。暴力オヤジが失職しようが、名誉を剥奪されようが自業自得である。即逮捕、失職、名誉消滅で結構である。


 が。今回のケース。出てくる情報が、「普通の家庭内親子ゲンカレベル」なので、結果が想定を越えまくって異常であり、あまりに理不尽。虫を一匹殺すために、原爆を使ったような話のような感覚である。


 まず


 一般論と個別具体的事案をごちゃ混ぜにしてはならない。一般論で個別具体的事案を論じたり、個別具体的事案を一般論化したり、そういうアホみたいな不毛な議論をするヤツが多い。なんの問題解決にもならん。一般論を語るなら、それと個別具体的事案の整合性まで考えて語れ。特殊事情を考慮しろ


 なんでもかんでも、「一般論」「抽象論」にまで高めるのは、アタマの悪いバカがやる思考方法である。


 今回の阿部慎之助殿のケースであれば、それを語るのであれば、あくまで「個別具体的事案」に則して語るべきである。


 クルマのアクセルやブレーキに「あそび」がなくなったら、おそろしくて運転などできない。今の日本社会は、まるで「あそびのないアクセル・ブレーキが搭載されているクルマ」のようである。操作を少しミスっただけで、クルマが暴走してしまう。生きづらい社会になったもんだぜ(--)