「喪失不安」と高市総理 | 司法書士 荒谷直樹のブログ

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埼玉県所沢市の司法書士フラワー総合事務所代表。ジャンル問わず「本音」で書いているブログです。法律&メンタル&個人的戯言、などなど。司法書士としては相続登記~訴訟支援まで、幅広く相談を受けています。話をよく聴くタイプの司法書士です(^^)

「職場を腐らせる人」と高市総理の類似点について。「職場を腐らせる人たち」(片田珠美著:講談社現代新書)を参考にしながら書いてみたい。(同じシリーズで4連続で投稿)

 

 職場を腐らせる人を変えるのは至難の業である。ほとんど不可能に近いと言っても過言ではない。理由としては、次の四つが挙げることができる。

 

①たいてい自己保身がからんでいる。

 

②根底に喪失不安が潜んでいる。

 

③合理的思考ではなく感情に突き動かされている。

 

④自分が悪いとはおもわない。

 

 このブログでは、②に絡めて書きます(①~④について独立したブログ記事にして提示します)。これも①自己保身と連動しています。自己保身願望の根底に喪失不安が潜んでいると、自己正当化に拍車がかかるので、さらに厄介です。ほとんどの場合、「失うのではないか」「失ったらどうしよう」という不安の対象になるのは、身分はどうあれ、現在の地位や収入である。それが本人にとって大切であるほど、喪失不安が強まり、「自分にとって大切なものを失ったら困るから、それを守るためには何をやってもいい」という自己正当化の心理が働く。これが恐ろしいのである。

 

 その怖さは、過去の歴史を振り返れば一目瞭然です。いかに多くの戦争が、領土や住民、資源や財産など、かけがえのない大切なものを守るためには、「やむを得ない」という口実で引き起こされてきたことか。開戦に際して、大衆の喪失不安をかき立てるプロパガンダが盛んに行われた例は枚挙にいとまがない。喪失不安が強くなるほど、たとえ攻撃であっても正当化しやすいので、戦争を始めたい為政者からすれば好都合であろう。

 

 こうなってくると、「わが身を守るためには仕方がない」と自己正当化して、他人を蹴落とすために陰で足を引っ張ることも、自分自身の落ち度が問われるのを避けるために、責任を転嫁することも平気でやるようになる。

 

 まさに、高市総理のポンコツ言動をみて、「講釈」した文章のようである。これは、上記の書籍から大部分を引用しただけである。尚、著者の片田珠美殿は精神科医で経歴も本格派である。テレビに出ているような安物医者とは違う。テレビにしょっちゅう出ているような、医師・弁護士・学者なんかは、みな「ただのタレント」である。テレビで学術的に正しいことを言ってもつまらないし、見ている国民は理解できないから、大衆受けするような戯言を、「権威」らしきものを振りかざして、面白おかしく語るのである。「台湾有事発言の撤回は必要はない!国益に反する!」などと、喚き散らしていた「ポンコツ権威」どもは、みな下記の緊急声明後には「消滅」したではないか???どうした????あの威勢はどこにいった??????元検事や弁護士・法科大学院教授も喚き散らしていたではないか???????勉強不足なんだよ、あんたら。テレビに出て、適当なこと言ってても金が入るからだ。もはや実体の無い芸能人・タレントと変わらん。あんたらが持ってる「肩書」は「過去の遺物」だ。そんなもの振り回すな。醜いだけだ。