学習の記録をつける(試験対策) | 司法書士 荒谷直樹のブログ

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埼玉県所沢市の司法書士フラワー総合事務所代表。ジャンル問わず人生に有益な情報を発信!!法律&メンタル&個人的戯言♬

 試験勉強するときは、学習記録を残しておくことをおすすめします。学習した時間(←ストップウォッチで計測します)、何を勉強したか(科目やテキストなど)などを日々記録します。

 

 わたしは毎日記録をつけて、今自分は何を勉強していて、その期待する効果や意図は何かなどを毎朝確認していました。変な方向にいっていないか、ペースは大丈夫か、今学習している科目以外の科目の復習のタイミングはどの辺にもってくるか、集中力は落ちてきてないか、そういうことを日々チェックしていました。勉強を続けていくと、ノートやら手帳の記載量が増えていくので、自分の努力を可視化できるメリットもあります。

 

 むかし実際につけていた学習記録です。こんな感じです。(※司法書士試験に合格する前の年の直前期のもののようです。2017年に合格しているので、これは2016年のもの。100均で売っている手帳の一番大きいやつです。)

 

 

 

 
 

(こっちは2017年作成のもの)

 

 

 

 わたしは、その日の勉強が終わるタイミングで記録をつけ、翌朝にそれを見返して、さっき書いたことなどを意識化して、漫然とした学習にならないように気をつけていました。

 

 ダメなパターンは、こんな感じの日々を重ねることです。なんとなく机に向かい、なんとなく勉強をして、なんとなく年が明けて、なんとなく受験の申込みをし、あっという間にその年の本試験がやってきて、気がつけば前の年と同じような失敗を繰り返し、来年こそはと思いながらも、また同じようなことを繰り返していく。そして「いつかは実力がついて、本試験問題がサクサク解けるようになって、いづれ合格するだろう」と漠然とした淡い希望を抱きながら、一方で言葉にできないくらいの漠然とした慢性的な不安感に苛まれる。(←油断すると、こういう、ある程度のレベルまではいくんだけど、なかなか合格レベルに到達しない「ベテラン受験生」になってしまします。引くに引けない、進もうにもすすめない・・・・悲惨です)

 

 自分の学習の習熟度は、自分でチェックしていくんです。時には戦略を考えて、時には見直し、自分なりに改良していくのです。なんでもかんでも、誰かに学習の相談をする姿勢ではいけないとわたしは思います。自分の状態を一番よく知っているのは、自分だからです。(たとえば、あるテキストを完全に記憶するために要する反復回数は、ある人は5回でいいかもしれない。ただわたしみたいに10回必要な人もいるかもしれない。そういう個人差は自分じゃないとわからないのです。)

 

 学習記録を記載するアイテムは、ノートでも手帳でも好きなものを使います。記載する内容も自分で考えます。ノート類は100均のもので十分です。大切なのは、内容です。自分の学習状況を客観視できるようにしておくことです。勉強するのも自分、それを指導・監督するのも自分です。自分で自分を鍛えていく意識です。