クルマのエアコンから風が出ない!~自分にフィットする価値観に従って生きる~ | 司法書士 荒谷直樹のブログ

司法書士 荒谷直樹のブログ

埼玉県所沢市の司法書士フラワー総合事務所代表。ジャンル問わず人生に有益な情報を発信!!法律&メンタル&個人的戯言♬

 たいへんである!!クルマのエアコンから風が出ない!!!!・・・・・この暑いやら、ムシムシするやらの季節には地獄である!!!!(←実は先週からクルマのエアコンが故障中であった)

 

 というわけで、土日はクルマのエアコンを直せないか、クルマ相手に、試行錯誤・悪戦苦闘を繰り広げておりました。原因は、風を車内に送り込むブロアモーターが完全に逝ってしまったらしく、風が出てこないと判断。自力で修理しようと、この部品だけをネットで購入していました。年式から考えると18年くらい働いてくれていた部品です。お疲れ様でしたm(__)m

 

 いや~、それにしてもたいへんでした。この年式のダイハツ車の一部は、このブロアモーターがユニットと一体化していて、外すことができないのです!!!で、どうするかと言うと、器械の周囲をカッターなどで切り取らなきゃいけないのです!!!しかし、クルマの部品です。紙のようにサクッとなんかいきません。ユーチューブで整備動画を見ながら、試行錯誤・悪戦苦闘です。最終的に、カッターをターボライターで炙りながら、焼き切ることができました。半日、汗だくになりながら作業しておりました。途中カッターで指を切って流血し、それをテーピングでぐるぐる巻きにして、意地になってやっていました。最後は、根性です。気持ちです。

 

 摘出できたときは嬉しかったですね。あとは、ビスで新しい部品ブロアモーターを固定して、直るはず・・・・・・・と思いきや、コネクターがはまりません。普通はコンセントをさすように、カチッとはまるはずのものが・・・・・。クルマと部品をつなぐコンセントみたいなものです。ビスの固定位置も微妙に違うし・・・・・。どうやってもはまらないので、一旦、作業を中止して調査。そしたら・・・・本来注文しなければいけない型番のモーターではなかったことが判明。ものすごいショックでした。改めて、ちゃんと適合する部品を注文して、今到着を待っているところです。

 

 クルマ屋さんに頼めば楽なんでしょうが、自分でできることは極力自分でやりたいと思う性格なので、なんでも自分でやってみようとします。生活全般がそうですね。できないことだけ、専門家・プロに頼むようにしています。体調悪くても、食べ物と休息で治そうとします(笑←だからたぶん、本当に悪い病気にかかったら、発見が遅れて、コロッと死んじゃうと思います)

 

 で、今はまだエアコンが復旧していないので、そのまま窓全開にしてクルマを運転しています。この時期にエアコンが効かないというのは、つらいです。クルマのエアコンがきちんと作動し、快適にクルマを運転できることがどれだけありがたいことか分かります。クルマの故障個所を探るため、いろいろなパーツを外していくと、自動車メーカーの偉大さがわかります。配線も複雑だし、限られたスペースに必要なパーツを配置しなければいけない。そうやって、ひとつひとつちゃんと設計されているから、クルマは快適に走る。ハンドル握って、アクセルを踏んでいるだけじゃ分からないことを感じることができます。

 

 クルマでも、こうやって自分でメンテナンスしていると、クルマの見え方も変わってきます。わたしは、表面的なカッコ良さなどではなく、実用面でのスペックしか見ないので、ただカッコいいだけのクルマには興味がありません。世の中には、ベンツやアウディ、レクサスに乗りたいとか、アルファードが良いとか、ランドクルーザーがいいとか、なんとなく曖昧な高級車志向や、CMで植え付けられたイメージをもとにクルマを選ぶ方も多いと思いますが、わたしはそうではありません。走る、とまる、曲がるがしっかりできて、エアコンが使えて快適に走れれば、みな同じに見えています。たいていタイヤが4つ着いてて、アクセル踏めば進むし、ハンドル切れば曲がる。同じじゃないですか?????アルトやミラは、ベンツやレクサスより価値が低いクルマですか????????(わたしは時々、言葉の節々に、その人の人間性を見ます。独自の言葉・価値観を持たない人は、気の毒に思います。)

 

 こういうのがその人独自の価値観だと思います。クルマに資産的な価値を求めず、機能面・実用面のみ重視する、これがわたしに心地良い価値観、自分にフィットする価値観です。自分の命を預けているクルマのメンテナンスで、自分できるものは極力自分でやる。わたしの価値観では、自分のクルマのエンジンオイル交換も自分でできない、サマータイヤからスタッドレスタイヤの交換すらできない人というのは、非常にダサく見えます。

 

 自分にフィットする価値観で暮らし、生きていけば良いと思います。クルマに限らず、学校でも、職業でもなんでも。時計でも服でも、バックでも。食べ物でも、家でも、住む場所でも、犬でも猫でも。生き方、暮らし方、人生そのものを。「世の基準」に合わせようとすると、自分を見失うと思います。自分を見失うと、生きているのが苦しくなると思います。ちょっと前に書いたブログ記事「ローカス・オブ・コントロール(locus of control)~外部と内部の判断基準~」もどうぞ。

 

※ただし、他者に迷惑をかけるような価値観はダメですよ。なぜか???日本には「公共の福祉」という考え方・法理があるからです。憲法の制約法理です。他者に迷惑をかける価値観・行為は、この法理に反します。だからダメです。いやなら、日本を出ていくしかありませんです、はい。

※公共の福祉の意味については、争いがあるが主に他人の人権を侵害するような自由及び権利は制限されるという意味を持つと解釈されている。現行憲法では「公共の福祉に反する場合」国民の基本的人権(言論・結社・身体の自由等)を制限できるので、極めて重要である。