司法書士 荒谷直樹のブログ

司法書士 荒谷直樹のブログ

埼玉県所沢市の司法書士フラワー総合事務所代表。ジャンル問わず「本音」で書いているブログです。法律&メンタル&個人的戯言、などなど。司法書士としては相続登記~訴訟支援まで、幅広く相談を受けています。話をよく聴くタイプの司法書士です(^^)

 境界知能・・・


 最近よく聞くコトバだが、よくわからない。わたしの学生時代にはなかったコトバである。


 そもそも、自分の知能がいくつなのかも分からない・・・


 大学受験生の時は偏差値というモノサシがあっが、それとも違うものらしい。


 ユーチューブで検索して、精神科医の動画を少し見てみた。


・知能(IQ)の平均が100


・69以下が知的障害


・85から115が正常値


・70から84が、境界知能と言われているらしい


 障害とは言われないが、正常レベルにも届かないのが境界知能ということらしい。


 わたしの知能はどこに入るレベルなのか?(oo;)

そもそも自分の知能なんか知らないので、なんかモヤモヤする。


 ユーチューブで、自称境界知能と言っている人たちの話を聞いてみた。なんとなく、どんな感じなのか分かった。


 これが事実だとしたならば、なんとか支援する方法を考えねばなるまい。自分の努力だけでは、どうにもならない人たちみたいだからである。


 そういえば、何人か心当たりがある。


 いくら説明しても話の理解が難しい。やっと理解してもらったと思ったら、次に会った時には、完全に前回の話を忘れてしまっているようなトンチンカンなことを言う。


 うちのお客さんで2人ほどいる。一方はある職人で、「親方」をやってて、ちゃんと社会的に自立できている。性格も良く、仕事は真面目にこなす。しかし、文書があまり読めないようで、複雑なことは理解できない様子。感情的になりやすい。「マジっすか」「ヤバイっす」が口癖。


 もう1人は・・・こっちはダメである。会話をしていても、あっちが言っていることの1割くらいしか話の内容が理解できない。言葉を話すが、意味が分からないことばかりを言う。一生懸命話しているようだが、意味内容が伝わってこない。こちらが何を説明しても理解が難しく、「分かった」と言っても、その後の言動から分かっていないと感じることがしばしば。感情に振り回され、よく泣きわめいている。


 どちらも見た目は普通。しかし、付き合っていくうちに、なんとなく違和感を察知するようになった。


 どちらも、普通の学校に通っていたようである。生づらかったであろうし、今現在もそうであろう。「職人」の方は、仕事の腕は良いので大丈夫だろうが、もう一方はたぶんキツイだろうと思う。


 この境界知能、7人に1人ぐらいの割合で存在しているという情報を見たが、そんなにいるのであろうか?30人クラスであれば、4人くらいいる計算になる。全人口の約14パーセント。事実だとしたら、たいへんな問題だと思う。障害のある人にカテゴライズされないようなので、なんの支援も受けられないみたいだからである。判断能力も危ういから、詐欺なんかにも簡単に引っかかるかもしれない。


 これこそ、政治がなんとか「仕組み」を作らねばならない問題だと思う。


 




 


 

 滅多にないが、電話やメールがきて

 

★「リーガルチェックお願いします」

 

 という問い合わせが稀にある。この対応に苦労する。一般の人からである。

 

 たとえばである。友人同士の太郎さんと花子さんが以下のような合意をして、それをもとに文書を作ったとする。この文書に対してリーガルチェックとやらをお願いされたらどうするであろうか?????

 

 太郎と花子の合意書

 

・太郎と花子は仲良くするものとする

 

・太郎さんは花子さんを傷つけることを言わない

 

・花子さんは太郎さんに「生理的に無理」と言ってはならない

 

・太郎さんは花子さんにしつこくLineをしない

 

・花子さんのLineの返信が10日後にあったからといって、太郎さんは花子さんを責めない

 

・太郎さんがLineを10回送ったら、最低1回は花子さんは返信するものとする。スタンプだけでも構わない

 

 などなど

 

 こういう文書をどういう風に法的判断しろと言うのか???????

 

 そんなことある?:;(∩´﹏`∩);:?と思われるかもしれないが、あるのである。内容はもちろんこんなものではない。しかしである。民法などの法律の規定を全然知らず、念頭にも置いていない普通の人が、ときどき「~合意書」とか「~に関する契約書」とか好き勝手にタイトルをつけて、好き勝手に書いた文章について

 

★「リーガルチェックお願いします」

 

 と言ってくるのである。マジメに説明しても理解してもらえないことがほとんどであり、終始トンチンカンなやり取りとなる。

 

 そもそもリーガルチェックって言葉は、わたしは何を意味するのかよく分からない。自分でこのフレーズを使うこともない。ネットで調べるとこんな意味が出てくる。

 

ネット引用

 

 リーガルチェックとは、契約書や規程などの文書に法的な問題や自社に不利な不利な条件がないかを専門的視点で精査する業務のことです。主な目的は、法令違反の回避自社に不利な条項の是正、および将来のトラブル防止です。 

 

主な実施方法と担当者

  • 社内法務:会社の事業内容や利益を考慮し、自社基準で一次チェックを行う。
  • 弁護士:専門的な法的リスクの評価や修正案の作成を依頼する(スポット依頼の相場は1通あたり約5万〜10万円)。

 

チェックする主なポイント

  • 法令適合性:民法や労働法などの強行規定に違反していないか。
  • リスク分担:損害賠償の範囲や契約解除の条件が自社に著しく不利になっていないか。
  • 納品物に関する知財の帰属や支払条件が抜かりなく記載されているか。権利義務の明確化(引用おわり)
 主に契約内容に関して、法令違反がないか、想定外のリスクが内在していないか、権利義務が明確にされているか、などをチェックすることをリーガルチェックというらしい。日本には契約自由の大原則がある。当事者がそれでいいと合意すれば、基本的にはどんな契約も成立する。その内容に明らかな法令違反がないかチェックすることをリーガルチェックと言うのだろうか???あるいは、契約書や合意書の内容が、自己に有利になるように修正をかけることを指すのであろうか???はたまた、なんらかの合意文書の作成支援のことをいうのであろうか?
 
 少なくとも、法律を知らない普通の人が、誰かと何かを約束して、それを「合意書」とか「契約書」とか勝手にタイトルをつけて、「リーガルチェックをお願いします」と言われただけでは、どんなことを頼みたいのか、何を要望しているのか、ほんとうに分からないのである。困惑するばかりである。そもそもが法律を念頭に作られていないから、法的判断もなにもあったものではないというのが率直な気持ちである。
 
 例・花子さんは太郎さんに「生理的に無理」と言ってはならない
⇒無理でしょ???どうやって法的判断するの???「キツイ言葉で太郎さんが傷ついて、心に傷を負って、仕事に行けなくなったら損害賠償責任が発生するかもしれないから、こういうコトバ自体を合意書には盛り込まない方がよろしい」とでも言ったら良いのか???
 
 「太郎さんと花子さんの合意書をリーガルチェックしてください」と言われても、困惑するばかりなので、この手の問いあわせ・依頼がたいへんおそろしいのである:;(∩´﹏`∩);:わたしも相手を理解できないし、相手も私が言っていることを理解できないからである:;(∩´﹏`∩);:ただ疲れるだけである。こんなおそろしいことはない:;(∩´﹏`∩);:
 
 
 
 

 普段は興味があるものを、好き勝手に勉強している。心理学とかカウンセリングとか、興味がある分野についてである。法律以外の勉強をよくしている。

 

 別にテストがあるわけでも、勉強する義務があるわけでもないから気楽にやっている。

 

 しかし、試験のための勉強は違う。結果を出さなければ、クリアできないから、自ずと勉強のやり方は違ってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 昨日、書店で買った書籍類である。高かった。これで2万円弱である。サイフが空になった。いろいろ想うところがあって、弁護士資格もほしいと思って勉強をはじめたところである。法科大学院ルートは、金がかかるから除外。貧乏司法書士にはとても用意できる金額の学費ではない。やるとしたら、予備試験ルートしかない。

 

 わたしには司法書士試験を、独学で悪戦苦闘しながらクリアした経験がある。その経験から、試験勉強に大切なことを想い出しているところである。

 

・今分からないもの、できないことは、試験直前期になってもできない。

⇒試験の世界では、「直前期に伸びる」などと言われるが、普段分からないもの、できないことが、直前期になればできるようになるという意味ではない。当然である。

 

・勉強したものは、すぐに「タテ」に確認する。

⇒勉強した知識が、どういう形で試験に出るかを、すぐに確認する。

⇒短答の勉強したら、その分野の論文で問われそうな論点をすぐに確認する。

⇒同じ分野の知識を重層的に重ねていく。

 

・試験科目が多い試験で、同時に何科目も勉強するのはアホである。

⇒知識の吸収より忘却のスピードが早いと、勉強していないのと同じ状態になる。

⇒1科目ずつ、合格レベルに仕上げていき、最後に調整をかけていく。

 

・繰返しは必須だが、全部忘れたあとに繰り返しても、それは繰返しにはならない。

⇒知識が強化されるのは、忘れる前に繰り返すからである。

⇒完全に忘れてしまったら、カウントは「1回目」に戻る。

 

 昨日からちょっと勉強をはじめた。馴染みのある親族相続(民法)の短答の勉強からはじめた。短答の知識を確認したら、すぐに論文で出題されるような典型論点を確認する。司法試験用の教材には、論証集とかという名前で、そういう論点がまとめられているような書籍があるので、それを使って、どういう論点があるのかだけをチラ見していく。

 

 ちなみに、親族編あたりで、論点になりそうなのは、以下のようなものが典型らしい。

 

(例)親権者と子の利益相反⇒そもそも利益相反にあたるか否か⇒あたるものではなく、利益相反にはあたらない、かつ子の利益を害するようなケースが問われることがあるらしい⇒親権者の権限濫用の問題として考えていく。

 

 こうやって、短答知識が論文でどのように展開していく可能性があるのかをすぐに確認していく。

 

 おそらく、こういう勉強方法でいいのではないかと思う。今の司法試験は、短答をあまり重視していないようなので、たぶん司法書士試験の短答対策より、サクサクいけるのではないかと思う。論文は、どうも論点を暗記して書くようなタイプの試験ではないようである。論文に模範解答みたいのは無いらしい。みな、参考答案とかいう名前になっている。論理が破綻しないように屁理屈をこねれば点が入る仕組みだろうか?

 

 わたしは弁護士ではなく司法書士になりなくて司法書士になった。だが、実際やってみると、どうも窮屈なのである。相談者がくる。そしたら、話を聞いて、司法書士がサポートする方が適切か、弁護士に頼む方が適切か、を考えるところからはじめる。相談者の性格も考える必要がある。弁護士に入ってもらった方が良いと判断すれば、仲良し弁護士に来てもらって、協力して業務をすすめたりする。このくだりが面倒になったのである。いちいち面倒なのである。

 

 ときどき、司法試験に受からなくて司法書士になったという人がいるが、わたしはそういうタイプではない。はじめから司法書士志望である。

 

 今の司法試験の合格率は20~30%という。昔の司法試験はわずか数パーセントの合格率だったという。おそらく、試験の難易度は昔の方がずっと難しかったはずである。合格率が20~30%ということは、100人受けたら20人~30人も受かるということである。そんなに受かったら、難関試験でもなんでもあるまいと思う。学校の確認テストと同じようなもんではないか。そんな妄想をしながら、勉強を続けたいと思う。


 わたしは司法書士という職業に愛着がある。中立公平な視点で法律を捉える能力は優れていると思っている。依頼者の利益のために動く弁護士とは、法律を見たときのアタマの働き方が違う。わたしが目指すのは、「全面的な代理権を持つ司法書士」である。簡裁代理権だけではなくてね。アイデンティティは司法書士のまま、必要な時に備えて、弁護士資格も一応持っておく、そんなイメージである。