もう月末というか、GWも目の前。
楽しいことが多いと過ぎるのが早いです。
そうそう、先々週の広島ではこんなところにも行きました。
何故に地上に潜水艦んん?
正解は、呉市の大和ミュージアムでした。
前から行きたいと思っていて、やっと念願叶いました。
10分の1スケールの巨大模型の周りを、こうやって写真に取りながら
頭の中では「宇宙戦艦ヤマト」のBGMが無限ループしておりました。
視覚的にはもうコスモタイガー(艦載機)に乗ってる気分でしてね。
やっぱり主砲は3門です(単にビジュアル的にその方がいいと思っているだけです)。
ほら、こういう絵って、もうOPとかでみるようなアレだもの。
2時間ちかく、この模型の周りをだらだらと回遊する危ない人に(苦笑)。
こんな写真を楽しげにアップすると、お前は軍国主義者か!と言われそうですが
まぁ、言われてもいいです。ただ、その言葉を私に使うなら
「軍国主義とは何か」を説明できるようになってからよろしくです。
言っておきますけど、戦争したい人のこと、では説明になりません。
まして、私は好き好んで戦争をしたいと思っているわけではありません。
軍艦が好きなのと、明らかにそこは違うんです。
脱線ついでに、私がなぜこんなに、この軍艦に惚れているのかですが、本当に分かりません。どこが好き?って聞かれれば、艦首のバルバスバウの曲線美とか、甲板が美しいとかそういうポイントはいくつもでますけれども。
宇宙戦艦ではなくて、かつての帝国海軍の艦としての歴史も一応は知っています。
ただ、そこは資料を読めば読むほど、ページをめくる手が重たくなる辛いやり取りの蓄積があります。
今度の震災で、被災直後に女性が生理用品をリクエストしたら不謹慎だって言われて、どっちが不謹慎なんだというやり取りがありましたよね。
米軍の総攻撃を受けて沈んだために届けることはできなかったわけなんですが、大和は沖縄に残る人たちのために食料や衣料、女性の生理用品も積んでいたそうです。
艦そのものがともすれば要塞になりうる規模なのですから、もし大和が沖縄に辿りつけていたら、救われた命も多かったであろうと思います。
大和は「大和ホテル」と呼ばれるほど設備の整った戦艦でしたから、医療も施せたでしょうし。
この大和を始め、軍艦に使われた数多くの技術は、家電や車両、船舶などに形を変え、戦後の経済を支えました。
今の災害対応を見ていても思いますが、軍で使われるものを、何でもかんでも人殺しの道具だとおっしゃる方もありますが、本当にそうなのかなという疑問は呈しておきたいと思います。
「宇宙戦艦ヤマト」という作品は、この艦の絵で入り、宮川さんの音楽でとどめ。
音楽と効果音と台詞がセットになってる世代です。
ストーリーにはツッコミどころが数多くありますが、いいんです、それは。
あまりにもツッコミどころがあるので、逆に考える題材にもなりました。
あくまでケーススタディとして、どうよ?のレベルに過ぎないのですが。
別に、国際法とか軍事の特別な勉強していなくても、んん?ってところがあります。
(ヤマトの本当の艦長は古代ではなくて真田説とかw)
Part1の最後、ヤマトは生き残りをかけてガミラス本星を破壊しつくしてしまうのですが
その後で、焼け野原になったその星の光景をみた主人公が
「我々は戦うべきではなかった、愛すべきだった」という台詞がありますが
私は全く納得できませんでした。さんざんやっておいて、それ、言うか?という。
だけど、今は別の側面から、この台詞の意味が分かります。
多分、作者の意図とは全然違ったものだとは思いますが。
まぁ、宇宙戦艦ヤマトのストーリーって、毎回最後はそれなんですけどね。
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太極拳ネタは次回。