人の体って、本当に良くできています。
ある症状が出ているときは、うっとりするほど大好きな香り。
なのに、そのある症状が治まると、「うへぇ~」となってしまう。
好き嫌いという好みの問題以上に、体にとって危険なもの、要らないものを
「嫌な香り」 という形で認知できるようになっているのです。
つまり、体にとって良いものは、良い香りとして気持ちよく受け入れ
危険なものは、匂いを嗅いだだけで無意識に突っぱねさせる というわけ。
私がそれを実感するのは、生理の前後。いわゆるPMSとカテゴライズされる諸症状が出たときです。
頭痛やのぼせ、むくみ、足の付け根の張り、下腹部の生理痛などがそうです。
生理痛は、もう何十年来のお付き合い。
薬を飲めば痛みは治まります。でも、痛みが治まると、生理も止まってしまいます。
生理が止まると、小出しに延々・・・になり、結局、痛みを伴って出るものがでないと終わりません。
痛みと上手に付き合って過ごすべきなのだなと気付いてからは、痛み止めを飲むのを止め、
痛みに任せて体を休めていますが、でも、楽になるわけではありません。
アロマテラピーを学んですぐ、こうした症状には ラベンダー、ゼラニウム、クラリセージがよいと知って、使い始めてはみたのですが、実は、従前のアロマケア法では、生理が始まる1週間くらい前から下腹部への塗布などを始めなければあまり効果が出ません。
生理の期間がかなりまちまちで、計算ができないこともありますが、
痛みが出るほどのタイミングにならないと、クラリセージの香りが駄目なのです。
困ったなぁ~と思っていたときに、ヤングリビング社のブレンドオイル ドラゴンタイム に出会いました。
これを塗布するのは、足の反射区で、子宮や卵巣に該当する箇所。それから、仙骨など。
塗布しながら優しくマッサージをしたりもします。
立ち上る香りを少し嗅いでいると、痛みが和らいだように感じ、体の緊張がほぐれて行きます。
痛みに耐えようと歯を食いしばるような形でいるわけですから、それがほどけると痛みも楽になるのでしょうね。
痛くなってからシングルオイルをブレンドする余裕はないので、あらかじめベストなブレンドがされているオイルはとても助かります。
ブレンドされているのは、クラリセージのほか、ラベンダー、フェンネル、マジョラム、ヤロウ、ジャスミン。
クラリセージだけでは辛いのも忘れさせてくれるほどいい香り です
・・・・・・・が!!
やっぱりこれを使うのは、痛くなってから(苦笑)なんですよね。
このボトルの香りが 好きっ ってなってきたら 近い(笑) ということで、バロメーターにもなります。
ちなみに、アロマでPMSケアをするようになってから、のぼせる感じ(汗が大量に出る)が少しずつ軽減してきていて、痛みは相変わらずですが、生理のタイミングも落ち着いてきました。
アロマケアをしていると、更年期障害にならない、かかりにくくなるというふうにも言われています。
月に1回、いたしかたなくやってくるブルーDAYですが、時々余裕があるとアロマ探求のきっかけにもなったりも。
ホント、良くできてますよね(^^ゞ