DXゴッドカブト

　今日のといず・くろすおーばーは！

　キングオージャーを強化せよ！　チキューの三大守護神の一体、DXゴッドカブトをご紹介！

「殻に入られると弾かれる！　生身を撃ち抜け！」

「関係ないじゃない!?」

○機体解説

全高：20.6m　全幅：29.0m　全長：39.0m　重量：450t　スピード：250km/h　出力：200万馬力

　2000年前にバグナラクを封じた守護神、レジェンドキングオージャーの一部であり、人類と袂を分かった三大守護神の一体。

　シュゴッダムにて眠っていたが本編開始の二年前にラクレスの手でシュゴッドソウルに細工を施され、従順に作り替えられていた。格闘戦の他、角先端からのチャージショットが武器。

　ギラ討伐のためにラクレスからカグラギに貸与されるが、ギラの呼びかけに応じてシュゴッドソウルが本来の輝きを取り戻してキングオージャーの戦力となった。

　ギラからはカブタンと呼ばれる。

○玩具解説

　2023年3月25日発売。遡って3/4にはDXキングオージャーとのセット箱「DXキングオージャー　ゴッドカブトセット」が発売されている。

　DXキングオージャーとの合体でカブトキングオージャーが完成する。

スタイリング

　順当にカブトムシのフォルム。六本の肢は組み立て式となっている。

　どの肢も同型だが左前肢と右中肢は一部ゴールド塗装を施されたものを組み込むよう指定されている。

　前翅は開閉可能。とは言えゴッドクワガタ同様、内部の後翅は再現されていない。

　胸角を上げると頭角が下がる連動ギミックを搭載。スプリング式なので指を離すと元のポジションに戻る。

　カブタンとクワゴン。二体は仲良し。

そして変形！

　頭角を180度ひねることで前方へと伸ばす。

　肢周りのユニットを跳ね上げてロックを外し、体全体を前後の軸でN字に開いていく。

　肢ユニットの基部をスライドさせ、体を伸ばしきってジョイント固定。

　キングオージャーは右腕のゴッドテントウを外し、カブトを合体。

　カブトキャノン上にゴッドテントウを合体させて完成！

カブトキングオージャー

全高：48.0m　全幅：49.0m　胸厚：27.0m　総重量：3150t　スピード：300km/h　出力：1300万馬力

　キングオージャーとゴッドカブトが合体して完成する射撃の王者ロボ。

　長大なカブトキャノンを用いた砲撃を主に行い、狙撃の際にはシュゴッドソードをモノポッドに、ゴッドカマキリの後肢とゴッドハチの針をアンカージャッキにすることで姿勢を安定させる。

　その一撃は防御力に優れた敵を防御の上から貫通するほど。

　また狙撃のみならず空中からの砲撃も可能となっている。

　というわけで、右腕に長大なバスターランチャーが固定されたキングオージャー。

　伸びた肢はその都度ボールジョイントで逃がそう。

　重量が偏るのと大腿ロールにクリック機構がないのともあり、若干自立が難しくなる。

　一方で開いた断面に施された金メッキや、なにより身の丈を超える長射程キャノンのインパクトは強い。

　片膝立ちも出来るキングオージャーの可動域に加え、シュゴッドソードを支えにしたポーズも可能。

　とは言え劇中通りの向きにしようとするとソードの刀身をある程度床に突き刺さなくてはならなくなるので、90度向きを変えてグリップとパピヨン本体でカブトキャノンを挟む感じにするとちょうどいい。

　狙い撃つぜ！

というわけでゴッドカブトでした！

　第一次スーパー合体相当のレジェンドキングオージャーを構成するための重要武装パーツ……なのですが、これ自体に他の合体モードがあるわけではないようで、今後の展開での立ち位置が気になるところです。まあダイテンクウみたいな前例もありますが。

　長大なカブトキャノンも今後キングオージャーが下駄を装着するなどして大型化していくと相対的にちょうどいいサイズになっていくのかな、といった面でも期待が持てますね。